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グローバルスタンダードと国家戦略 

グローバルスタンダードと国家戦略 坂村健 著

坂村健 著

発売日:2005.10.25
定価:2,530円
サイズ:四六判
ISBNコード:4-7571-4100-9

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この本の内容

グローバルスタンダード戦略とは「自分たちの技術をグローバルなスタンダードにするにはどうするか」という文脈で使う言葉である。世界に挑み続けてきた坂村健が語るグローバルスタンダードと国家戦略論。

目次

はじめに

第一章 「グローバルスタンダード」という罠
  一 いま「国際標準」の意味を問う
  二 ユビキタス・コンピューティングの先進分野では
  三 ビジネスへのせめぎ合い
  四 ビジネスの成否を左右する要素とは
  五 次代を読むために
    補論

第二章 グローバルスタンダードと国家戦略
  一 標準化の意味と意義
  二 日本がとるべき戦略とは
    補論

第三章 生き残りへの処方は教育と戦略
  一 大学も企業も原点へ返るとき
  二 最後はやはり戦略の有無
  三 成功への要件は皆で「枠組み」をつくること
    補論

第四章 研究開発と国家戦略
  一 弱体化する日本の研究開発
  二 研究開発と普及戦略のあるべき姿
  三 ベストエフォートとスタンダード
  四 ユーコードのスタンダード戦略
    補論

第五章 新時代のグローバルスタンダード
  一 「標準化」の概念を変えるべきとき
  二 見えてきたもの
  三 次世代のスタンダードのあり方
    補論

あとがき
索引

著者紹介

坂村 健(さかむら けん)
東京大学大学院情報学環学際情報学府教授。工学博士。
1951年東京生まれ。
専攻は電脳建築学。1984年からTRONプロジェクトのリーダーとして、まったく新しい概念によるコンピュータ体系を構築して世界の注目を集める。IEEE(米国電気電子技術者協会)フェロー。
著書に『痛快!コンピュータ学』(集英社インターナショナル)、『情報文明の日本モデル』(PHP新書)、『21世紀日本の情報戦略』(岩波書店)、『ユビキタス・コンピュータ革命』(角川oneテーマ)、『ユビキタス、TRONに出会う』(NTT出版ライブラリーレゾナント)などがある。