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新規事業の哲学 成功へのマネジメント

新規事業の哲学 棚橋康郎 著

棚橋康郎 著

発売日:2005.11.11
定価:1,980円
サイズ:四六判
ISBNコード:4-7571-2161-X

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この本の内容

新規事業に携わると誰もが経験するリアルな悩みも、多くの場合、経営学のなかで学ぶことができない。数多くの新規事業に取り組み、成功も失敗も経験してきた著者が、その体験を理論化した貴重な一冊。

目次

プロローグ
第1章 新規事業とはなにか
 1. 新規事業とはなにか
 2. なぜ新規事業に取り組むのか
第2章 新規事業との遭遇
 その1 情報サービス事業
 その2 半導体事業
 インターミッション 新規事業のプロセス
第3章 新規事業に取り組む心構え
 心構え1 トップ企業だからこそ陥りやすい落とし穴
 心構え2 ジョイント・ベンチャーは難しいことを知った上で
 心構え3 敢えて絶好球を見逃す勇気を持て
 心構え4 フィージビリティ・スタディの限界を知る
 心構え5 新規事業は厳しく鍛えないと育たない
 心構え6 オーナー経営者の精神に学ぶ
 心構え7 小さく産んで大きく育てる
 心構え8 事業撤退のマネジメントこそ重要な「経営」である
 心構え9 失敗から学ぶ
第4章 事業企画段階における「成功法則」
 成功法則1 新規事業の「戦略的目的」を明確に
 成功法則2 新規事業として取り組む「事業領域の選択」を適切に
 成功法則3 新規事業こそしっかり「管理」
第5章 事業立ち上げ段階における「成功法則」
 成功法則1 徹底的に個別事業の「事業戦略」を練る
 成功法則2 取り組む事業によって柔軟な経営の捌きが大切
 成功法則3 積極的に分社し、退路を断つ
 成功法則4 管理は事業戦略単位に行なう
 成功法則5 ベンチマークとマイルストーンによって事業進捗のモニタリングを行なう
 成功法則6 トータルリスク管理を欠くと致命傷になる
 成功法則7 絶好調のときにこそストップ・アンド・ゴーを考える
 成功法則8 事業推進責任者は事業を引っ張るビジョンを常に発信する責 任を持つ
 成功法則9 企画者を次行推進者に起用する
 成功法則10 最高の人材を起用する
 成功法則11 新規事業部門は人事ローテーションしないのを原則とする
 成功法則12 人事評価は難しい
 成功法則13 ストック・オプションは疑問である
 成功法則14 ネバー・ギブアップの精神で取り組む
 成功法則15 最後にもう一言―企画力を殺しては元も子もない
 インターミッション ベンチャー育成を一考する
エピローグ

著者紹介

棚橋 康郎(たなはし やすろう) 日鉄ソリューションズ株式会社代表取締役会長 1941年生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。新日本製鉄(株)取締役EI事業本部、常務取締役、新日鉄情報通信システム(株)代表取締役社長、新日鉄ソリューションズ(株)代表取締役社長を経て、現職。