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サイボーグ化する私とネットワーク化する世界  

サイボーグ化する私とネットワーク化する世界 ウィリアム・J・ミッチェル 著

ウィリアム・J・ミッチェル 著

渡辺俊 訳

発売日:2006.01.23
定価:3,960円
サイズ:A5判
ISBNコード:4-7571-0147-3

品切れ

この本の内容

無線化/ユビキタス化の急速な進展は、人間と建物、人間と都市、そして人間と人間の関係を大きく変えようとしている。技術と社会の定点観測として、メディア研究、建築学、情報論など様々な読み解きが可能な論考。

目次

プロローグ

1.境界とネットワーク
2.身心を繋いで
3.無線の二足動物
4.小型化した衣料
5.原始を脱ぎ捨てて
6.デジタル・ダブリン
7.電子的記憶術
8.身軽な製造
9.ポスト定住空間
10.プログラムに逆らって
11.闘士サイボーグ
12.論理監獄

エピローグ

著者紹介

ウィリアム・J・ミッチェル(William J. Mitchell) 1944年生まれ。UCLA教授、ハーバード大学GSD教授、マサチューセッツ工科大学(MIT)の建築・計画学部長などを経て、現在はMITメディア・ラボのメディアアーツ・サイエンス学科長(建築学科/メディアアーツ・サイエンス学科教授)。デザイン理論、建築・都市デザインにおけるコンピュータ利用、画像処理・合成などの研究・教育に携わるとともに、スマートシティ研究グループの指揮をしている。MITメディア・ラボのAlexander W.Dreyfoos,Jr.プロフェッサーシップの地位にもある。建築・都市計画と情報科学を総括する学究分野における長年にわたる貢献と実績から、1997年には日本建築学会文化賞を受賞。著書も多く、邦訳には『建築の形態言語』(鹿島出版会、一九九一)、『リコンフィギュアード・アイ』(アスキー、1994)、『庭園の詩学』(共著、鹿島出版会、1995)、『シティー・オブ・ビット』(彰国社、一九九六)、『e -トピア』(丸善、2003)などがある。 訳者略歴 渡辺 俊(わたなべ しゅん) 1961年生まれ。早稲田大学大学院理工学研究科博士課程単位取得退学。現在、筑波大学大学院システム情報工学研究科助教授。社会システム工学(都市・環境システム)専攻。博士(工学)。著書に『Knowledge―Based Computer―Aided Architectural Design』 (共著、Elsevier、1994)、『知的システムによる建築・都市の創造』(共著、技法堂出版、1998)など、訳書に『デザインの知識工学』(オーム社、1994)、『e―トピア』(丸善、2003)がある。