書籍出版
映画への不実なる誘い 国籍・演出・歴史
発売日:2004.08.13
定価:2,420円
サイズ:A5判
ISBNコード:4-7571-4081-9
この本の内容
人類はいまだに映画の20世紀的な役割と機能を十分に理解するにはいたっていない。20世紀を代表するメディアについて、国籍・演出・歴史の3つの指標を通じ、その位置を明らかにする、蓮實重彦の映画講義録。
目次
第1章 映画における国籍
国籍という概念、その脆さ
「日本映画」の揺らぎ
成瀬巳喜男『鶴八鶴次郎』における翻案
ほか
第2章 映画における演出
映画は「男と女と階段」で成立する
単純なショットの組み合わせ
階段の意味するもの
ほか
第3章 映画における歴史
ゴダールの『映画史』――女性たちへの視線
『映画史』の断片を持続によって回復する試み
ゴダールとミュージカル
ほか
あとがき
国籍という概念、その脆さ
「日本映画」の揺らぎ
成瀬巳喜男『鶴八鶴次郎』における翻案
ほか
第2章 映画における演出
映画は「男と女と階段」で成立する
単純なショットの組み合わせ
階段の意味するもの
ほか
第3章 映画における歴史
ゴダールの『映画史』――女性たちへの視線
『映画史』の断片を持続によって回復する試み
ゴダールとミュージカル
ほか
あとがき