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高度情報化社会のガバナンス 

高度情報化社会のガバナンス 坂井利之/東倉洋一/林敏彦  編著

坂井利之/東倉洋一/林敏彦  編著

発売日:2003.03.17
定価:2,860円
サイズ:四六判
ISBNコード:4-7571-0092-2

品切れ

この本の内容

各分野の第一人者が技術進歩と社会制度のガバナンスを多角的に検討し、人類と人類社会が持続的生存を確保していくための、現象に惑わされない確かな視点を提供する。

目次

序章 高度情報化社会の未来学……坂井利之
第1部 高度情報化社会の行方
第1章 人間と情報――過去・現在・未来……東倉洋一
第2章 ネットワーク・コミュニティ……小暮潔
第3章 情報格差とエンパワーメント……今川拓郎

第2部 リアルとサイバー
第4章 場所・身体・情報……小浦久子
第5章 環境問題の仮想現実……坂田裕輔
メディア論ノート二〇〇二……前川英樹

第3部 技術と社会のガバナンス
第6章 知の大競争と科学のガバナンス……有本健男
第7章 情報化社会の政府と個人……山下淳
第8章 ポスト情報化社会のガバナンス……林敏彦

著者紹介

坂井利之(さかい・としゆき)
京都大学名誉教授、龍谷大学名誉教授。専門は、情報通信工学、情報工学、情報学。
著書に『戦略的創造のための情報科学』(中公新書)、『電子計算機』(岩波新書)などがある。

東倉洋一(とうくら・よういち)
国立情報学研究所教授(副所長・研究総主幹兼務)。
著書に『ITは人間を賢くするか』(ダイヤモンド社)、共著に『情報セキュリティと法制度』『ユビキタス社会のキーテクノロジー』(ともに丸善ライブラリー)などがある。

林敏彦(はやし・としひこ)
大阪大学名誉教授。放送大学教養学部教授。カリフォルニア大学客員研究員。専門はミクロ経済学、公共政策、経済政策。
著書に『経済学入門』(放送大学教育振興会)、『大恐慌のアメリカ』(岩波新書)などがある。