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独学の時代 新しい知の地平を求めて

独学の時代 米本昌平 著

米本昌平 著

発売日:2002.08.18
定価:2,090円
サイズ:四六判
ISBNコード:4-7571-4043-6

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この本の内容

大学で全共闘運動に遭遇し、管理化された大学に背をむけ、企業に就職。以来、常にアカデミズムの主流の科学観とは異なる新視座を拓き、科学と政治、科学と社会のあり方に警鐘をならしてきた著者の半自伝的科学史。

目次

第1章 大学紛争とヒマラヤ
第2章 分子生物学批判と目的論
第3章 『生気論史』から抽象生物学へ
第4章 証券会社調査部とドリーシュと
第5章 オイルショックと生物学史
第6章 真理探究権に生きる
第7章 生命科学研究所へ
第8章 自然の懐胎
終わりにかえて

著者紹介

米本 昌平(よねもと しょうへい)
1946年、愛知県に生まれる。
1972年、京都大学理学部卒業。丸万証券入社。1976年、三菱化成生命科学研究所入所。2002年4月、生命倫理や科学技術政策を研究対象とするシンクタンク「科学技術文明研究所」を設立、所長に。
専攻 科学史・科学論。
著作 『バイオエシックス』(講談社現代新書 1985年)、『先端医療革命』(中公新書 1989年)、『遺伝管理社会』(弘文堂、毎日出版文化賞 1989年)、『地球環境問題とは何か』(岩波新書 1994年)、『クローン羊の衝撃』(岩波ブックレット 1997年)、『知政学のすすめ』(中央公論社叢書 吉野作造賞受賞 1998年)、『優生学と人間社会』(共著 講談社現代新書 2000年)、ほか。