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戦略的事業撤退 

戦略的事業撤退 日沖健 著

日沖健 著

発売日:2002.05.30
定価:2,200円
サイズ:四六判
ISBNコード:4-7571-2084-2

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この本の内容

GM、ダイエー、3M、キャノン、松井証券など、数々のケーススタディをもとに、積極的撤退を目指す戦略思考、事業選別撤退実施の留意点、トップの役割などを明らかにし、日本企業の経営革新を提唱する。

目次

はじめに 撤退戦略の時代
 1 掛け声倒れの「選択と集中」
 2 撤退には戦略思考が必要だ
第1章 撤退の戦略思考
 1 撤退なしに企業の存続はない
 2 需要減退型・競争敗退型から戦略的撤退へ
 3 ポートフォリオ経営による事業構造の転換
第2章 事業の選別と撤退の実行
 1 事業選別は未来の判断
 2 事業選別のプロセスと留意点
 3 撤退手法と実施
第3章 組織内のコミュニケーションが成否を決める
 1 組織が最大の阻害要因
 2 組織から情報を吸い上げる
 3 戦略を組織に浸透させる
第4章 撤退戦略とトップの役割
 1 撤退戦略はトップの最も重要な仕事
 2 撤退を可能にするトップの資質
 3 「社長プロジェクト」の暴走を防げるか?
 4 本物のトップが日本を変える
おわりに 撤退から創造へ

著者紹介

日沖 健(ひおき けん)
日石三菱株式会社IR室主事、中小企業診断士・日本経営分析学会会員
1965年愛知県生まれ。
慶應義塾大学商学部卒。1988年日本石油(現日石三菱)入社後、主に財務部門・経営企画部門、シンガポール海外現地法人などに勤務する。IR室の立ち上げに伴い、2001年7月より現職。一方で経営戦略・財務管理の調査研究もおこなっており、
著書に『コンサルタントを使って会社を変身させる法』(同友館、2000年)、翻訳に『ハイインパクト・コンサルティング』(同友館、1999年)などがある。