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新版 アジア経済論 

新版 アジア経済論 原洋之介 編

原洋之介 編

発売日:2001.06.26
定価:3,300円
サイズ:A5判
ISBNコード:4-7571-4029-0

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この本の内容

東・東南アジア諸国はアメリカニズム、グローバリズムのなかで、政治・社会システム自体をゆるがす難問にぶつかっている。この地域に共存・共生できるシステムは存在しないのだろうか。

目次

はしがき 原洋之介
総論 奇跡から危機、そして地域主義へ 原・首藤久人
東アジア
2 韓国ー構造調整と先進化への試練 深川由起子
3 台湾ー国際加工基地の構造転換 佐藤幸人・川上桃子
4 中華人民共和国ー計画経済から市場経済へ 伊藤正一
東南アジア
5 マレーシアー多民族国家における成長と分配 鳥居高
6 タイー王様の資本主義 池本幸生
7 ベトナムー社会主義と市場経済のはざまで 大泉啓一郎
8 ラオスー苦悩する内陸国 原・大野・福井
9 ミャンマーー困難な市場経済への移行 高橋昭雄
10 インドネシアー新たな経済運営の模索 長田博
11 フィリピンー<エリートによる分権的支配>への挑戦 福井清一
南アジア
12 インドー巨像は立ち上がるのか 大野昭彦
13 バングラデシュー黄金のベンガル復興へみえてきた一条の光 藤田幸一

著者紹介

原洋之介(はら・ようのすけ)
政策研究大学院大学教授。専門は、開発経済学、アジア経済論。
著書に『新東亜論』『東アジア経済戦略』(ともに、NTT出版)、『「農」をどう捉えるか』『北の大地・南の列島の「農」』(ともに、書籍工房早山) などがある。