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猪口孝が読み解く『ペリー提督日本遠征記』 

猪口孝が読み解く『ペリー提督日本遠征記』

三方洋子　訳

猪口孝　監修

発売日：1999.09.30
定価：2,200円
サイズ：四六判
ISBNコード：4-7571-4010-X

品切れ

この本の内容

日米交渉の原点「黒船来航」の記録である本書は、現在と変わらぬ日米の齟齬がすでに読みとれる貴重な資料。アメリカの正義感と政治原理について論じた猪口教授の論文も必見。

目次

歴史家の仕事
まえがきに代えて
第1章～第11章のアウトライン
第12章　琉球から江戸へ・浦賀湾に投錨
第13章　浦賀の役人との交渉・大統領国書を呈上
第14章　江戸湾を測量・日本を去る
第15章～第18章のアウトライン
第19章　大統領の国書への返書を受領・交流が始まる
第20章　贈り物の交換・条約の調印
第21章　日本の人々の生活・下田へ
第22章　下田での生活・箱館へ
第23章　箱館に入港・訪問の目的を伝える
第24章　箱館での折衝・再び下田へ赴き、条約の付則に合意
第25章　琉球での協定・各艦の行動
補償
　地震後の下田・批准の交換
　『ペリー提督日本遠征記』を読む
　猪口孝

著者紹介

猪口孝(いのぐち・たかし)
中央大学教授、東京大学名誉教授。専門は、政治学、国際関係論。
著書に『国際政治の見方』(ちくま新書)、『シリーズ国際関係論(5)国際関係論の系譜』(東京大学出版会)、『トンボとエダマメ論』『英語は道具力』(ともに、西村書店)など多数あり。