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ポストメディア論 結合知に向けて

ポストメディア論 デリック・ドゥ・ケルコフ 著

デリック・ドゥ・ケルコフ 著

片岡みい子/中澤豊 訳

発売日:1999.06.28
定価:3,850円
サイズ:A5判
ISBNコード:4-7571-0018-3

品切れ

この本の内容

マクルーハン理論はいまどこにいるのか。最後の理論後継者による最新の論考。「文化」は新たな電子の皮膜をまとう。武邑光裕解説。

目次

第1章 テクノサイコロジー――テクノロジーと私たちの心
第2章 テレビ――集合想像力
第3章 アルファベット・プログラム――言語におけるテクノロジーの起源
第4章 サイバースペース
第5章 路上のロマンス――テレビは電子ハイウェイでコンピュータと結婚する
第6章 スピードによるストレス――加速と危機
第7章 バベルの崩壊とエリコの変貌――崩壊の建築的メタファー
第8章 サイバーデザイン――電脳活動のためのデザイン基準
第9章 「聞き語り」の聴き方と「読み書き」の聴き方
第10章 メディアとジェンダー
第11章 メディアおよび文化におけるリアリティ
第12章 マス、スピード、そしてサイバーカルチャー
第13章 アナログとデジタル――コンピューティングにおける新たな潮流
第14章 スキン・オブ・カルチャー――新しいテクノロジーのデザイニング
第15章 ヴォルカニック・アート
第16章 サイボーグ・エコロジー――バイオメカニクス
第17章 集合知――インターネットとグローバル・ヴィレッジの興隆
第18章 テレビとインターネット――パブリック・マインドの中のトロイの木馬
第19章 私たちのマインドを変える――知性の略史
第20章 サイコテクノロジー

著者紹介

【著者】
デリック・ドゥ・ケルコフ
トロント大学にてフランス文学を専攻後、マクルーハンに師事。現在、 トロント大学マクルーハン・プログラムのディレクター。
マクルーハンの思想の理論的後継者であり、メディアだけにとどまらず文化・社会・芸術等幅広く論じている。

【訳者】
片岡みい子(かたおか・みいこ)
翻訳家・ライター。
翻訳書に『新ブランソン物語』『ラルフ・ローレン物語』(ともに集英社)、『強制収容所へようこそ』『香港の声』(ともに晶文社)などがある。著書に『英語で雑談』『胸いっぱいの形容詞』(ともに宝島社)などがある。

中澤豊(なかざわ・ゆたか)
NTTスマートトレード社長。翻訳書に『メディアの法則』(NTT出版)がある。