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水木　楊(みずき よう)
本名: 市岡揚一郎(いちおか よういちろう)
作家　
1937年中国・上海生まれ。
自由学園最高学部を卒業後、日本経済新聞社に入社。ロンドン特派員、ワシントン支局長、論説主幹を経て、現在は論説常任顧問。国際関係・政治・経済・環境など現代社会が直面する諸問題を、事実関係の綿密な分析と大胆な仮説にもとづいてシミュレーションし、リアルな近未来ストーリーとして再構成することによって問題の本質と深刻さを炙り出す“シミュラ・フィクション”といわれる独自の作風を拓く。また、ジャーナリストとして培った鋭い時代感覚と取材手法を生かして本格的なノンフィクション作品にも取り組んでいる。
著書:『1999年 日本再占領』『ジールス国脱出記』『眠れない寓話』『動乱はわが掌中にあり』『パナマ運河奪還』(新潮社)/ 『2025年 日本の死』『2008年の叛乱』(文藝春秋)/ 『思い邪なし』『拒税同盟』(講談社)/ 『スモーキーマウンテンの黙示』『破局』(日本経済新聞社)/ 『愛は人類を滅ぼす』(PHP研究所)