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仏に会う 

仏に会う 立松和平 著

立松和平 著

発売日:1998.06.23
定価:1,760円
サイズ:四六判
ISBNコード:4-87188-567-4

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この本の内容

1995~97年に発表された雑誌・新聞連載や単発の随筆や紀行文を整理して、標題のもとに編み直す。著者自身の勤行体験、旅の空の下で出会った自然や人の営み、ブッダの教え、心に残る人たちが残した言葉や生き死にのさま、己が存在に向けるまなざし、「草木国土悉皆成仏」の境地――読み進むにつれ、仏性の確かさを感得してゆく著者とともに心静かな世界へと導かれるような作品。

著者紹介

立松 和平(たてまつ わへい)
1947年栃木県生まれ。
1971年早稲田大学政治経済学部卒業。雑誌『早稲田文学』に「途方にくれて」「自転車」「今も時だ」などを発表。「自転車」で第1回早稲田文学新人賞受賞。大学卒業後、土工、運転手、宇都宮市役所勤務を経て、1978年より執筆活動に専念する。
1980年『遠雷』で第2回野間文芸新人賞を受賞。
その後も1986年第2回若い作家のためのロータス賞、
1993年『卵洗い』で坪田譲治文学賞、
1997年『毒―風聞・田中正造』で毎日出版文化賞を受賞。
1993年アジア農民元気大学(略称=アカホレ)を開校、総長に。
著書:『光匂い満ちてよ』『火の車』『ブリキの北回帰線』『歓喜の市』『世紀末通りの人びと』『性的黙示録』『天地の夢』『うんたまぎるー」『鳥の道』『雨のサーキット』『釧路湿原』(写真集)などがある。