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随筆　船(新版) 

随筆　船(新版) 和辻春樹　著

和辻春樹　著

野間恒　編

発売日：1996.06.13
定価：2,456円
サイズ：四六判
ISBNコード：4-87188-451-1

品切れ

この本の内容

伝説の名船「あるぜんちな丸」など昭和初期に70余隻もの船を設計。西洋の知識に日本古来の美意識を活かした類いまれなる国際人、和辻春樹による船をめぐる味わい深いエッセイ、蘇る。

目次

序
1.商船設計
2.丸
3.外観と形態美
4.流線型
5.速力
6.煙突
7.舷弧と梁矢
8.舵
9.宝船
10.船客
11.進水式
12.トン
13.あるぜんちな丸
14.公式装飾
15.船と建築
16.船舶電化
17.水と湯
18.著者設計の船舶一覧表
19.和辻春樹の人と船　野間　恒
20.あとがき

著者紹介

【著者】
和辻春樹(わつじ・はるき)
東京帝國大學工学部造船学科卒
大阪商船(現・商船三井)技師、専務取締役などを務める。
貨客船「あるぜんちな丸」(空母「海鷹」)、高速貨物船「九州丸」(ガダルカナル島に強行座礁)など、多数の船舶を設計する。
1946)年3月、京都市議会で京都市長に推薦される。同年、公職追放で京都市長を辞職。


【編者】
野間恒(のま・ひさし)
1933年生まれ。
慶應義塾大学卒業後、大阪商船株式会社(後の大阪商船三井船舶)に入社、ロサンゼルス駐在員、ソウル首席在勤員を努める。1987年、九州急行フェリー株式会社常務取締役、89年、同代表取締役。
著書に『増補　豪華客船の文化史』(NTT出版)、『世界の船』(保育社)、『客船・昔と今』(出版協同社)などがある。