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自動車激震25時 

自動車激震25時 吉田信美 著

吉田信美 著

発売日:1993.08.16
定価:1,708円
サイズ:四六判
ISBNコード:4-87188-243-8

品切れ

この本の内容

日米欧での経営陣の一斉交替、常勝日本車の敗退、名門企業の戦略転換、チェコ・中国などの台頭…。いま世界の自動車産業は未来大変化に急襲されている。ベテラン記者の現場検証。

目次

プロローグ 激震にゆれる世界の自動車産業
1章 「一〇の現場」を検証する
 1.ビッグ・スリー経営陣の同時交代異変
 2.知られざる中国自動車産業の高収益力
 3.二〇〇〇年・世界第五位に賭ける韓国
 4.“世界一級工場”がチェコに出現か!?
 5.アメリカに続発!「ビッグ・ウイ計画」
 6.生産戦略を変えたドイツ二大メーカー
 7.世界に根付いた「改善」運動の危険度
 8.アメリカの常勝将軍・日本車が敗退した
 9.新政権で急加速?無公害車開発レース
 10.ベンツがついに経営戦略大転換を決意
2章 巨人企業の焦燥・GM社内クーデター
3章 米国ホンダを追求した米国自工会の魂胆
4章 自己改革に苦闘するEC軍団の戦略
5章 遥かなる中国自動車会社の未来変化
6章 急流にまかれる韓国の二〇〇〇年指向
7章 いまに活きる日本車神話の原点を解く
8章 未来変化をもたらした七大要因
 1.地球規模での企業戦略の展開
 2.世界経済圏に広がる地域主義
 3.日本車の世界市場への急登場
 4.八〇年代の「宴」からの脱却
 5.ポスト欧米市場への接近戦略
 6.新規技術にも飽食時代の悩み
 7.新技術分野を襲う未来大変化
あとがき

著者紹介

吉田 信美(よしだ のぶよし)
1932年埼玉生まれ。
55年東京大学文学部(英文科)卒業後、実業之日本社に入社。『実業の日本』編集長、文芸本部長、取締役論説委員を経て、88年退社。自動車産業を担当すること32年。その蓄積を活かして、88年に株式会社自動車経営開発研究所を設立、所長に就任、現在に至る。同研究所はこれまでに50余回に及ぶ海外取材を含め、内外の人脈を使って、世界情報分析を主要企業にFAX送信するユニークな情報ビジネスを展開。
著書には『激闘する自動車産業』(徳間書店)、『そしてHondaは翔んだ』(実業之日本社)、『フォードの逆襲』(文藝春秋)、『EC自動車大戦争』(東洋経済新報社)など多数。