書籍出版
正誤情報
『創発する生命』 訂正のお詫び
2009.3.9
エヌ・ティ・ティ出版株式会社
以下のような誤植がございましたので、お詫びして訂正いたします。
正誤表
最終更新日:2009.10.23
頁 | 行 | 該当箇所 | 誤 | 正 |
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11 | 脚注 | 脚注☆1の最終行が脱落しておりました。 | ☆1 原理主義者の抱えるおもな問題は,神話と宗教の区別ができないことにあると筆者は考える.そのことを示すために,個人的な逸話を紹介しよう.数年前,私はスイスの教会でおこなわれた科学対宗教の公開討論に,プロテスタントの牧師たちとともに参加した.牧師Sは最初に聖書よりもさらに600年古いシュメールの神話を信徒たちに向かって読み上げた.そこには世界を覆いつくす洪水,処女懐胎など,聖書に非常によく似たエピソードがあった.そして彼は信徒たちに向かってこう言った.「見てのとおり,これが神話である.では,宗教にたどり着こうではないか」.私にはもはやほとんど何も反論すべきことはなかった.これは C. フォン・ヴァイツゼッカー(C. von Waizsacker)の言明に | ☆1 原理主義者の抱えるおもな問題は,神話と宗教の区別ができないことにあると筆者は考える.そのことを示すために,個人的な逸話を紹介しよう.数年前,私はスイスの教会でおこなわれた科学対宗教の公開討論に,プロテスタントの牧師たちとともに参加した.牧師Sは最初に聖書よりもさらに600年古いシュメールの神話を信徒たちに向かって読み上げた.そこには世界を覆いつくす洪水,処女懐胎など,聖書に非常によく似たエピソードがあった.そして彼は信徒たちに向かってこう言った.「見てのとおり,これが神話である.では,宗教にたどり着こうではないか」.私にはもはやほとんど何も反論すべきことはなかった.これは C. フォン・ヴァイツゼッカー(C. von Waizsacker)の言明にも一致する.「聖書は真剣に,もしくは文字どおり,受け入れられねばならない」. |
20 | 脚注 | 脚注☆2の最終行が脱落しておりました。 | ☆2 SETIとID(インテリジェント・デザイン)のあいだの興味深い関係について,Skeptic Magazin 2006年2月16日号に掲載されたロバート・キャンプ(Robert Camp)執筆の e-mail newsletter of | ☆2 SETIとID(インテリジェント・デザイン)のあいだの興味深い関係について,Skeptic Magazin 2006年2月16日号に掲載されたロバート・キャンプ(Robert Camp)執筆の e-mail newsletter of Skeptics, www.skeptic.com を参照されたい. |
67 | 21 | 「の」の脱落 | これはモノ−(Monod)の偶然と必然に関する図式において,必然ほうに属する現象であろう. | これはモノ−(Monod)の偶然と必然に関する図式において,必然のほうに属する現象であろう. |
165 | 図7-4 (b) | 同図中の(b)中央部の「グリコールアルデヒド」という表記 | グリコールアルデヒド | グリセルアルデヒド(Glyceraldehyde) |