STAR POWER

フュージョンエネルギーをめざす、ITERと世界の挑戦

アラン・ベクーレ 著
大前敬祥 監訳
前田裕二 解説

発売日
2026.07.30
定価
2,860円
判型仕様・ページ数
四六判並製・248ページ
ISBNコード
978-4-7571-6090-3
装幀デザイン
山之口正和+永井里実+中島弥生子(OKIKATA)

内容

Overview

星を地上に生み出す試み ――ITERチーフサイエンティストによる、フュージョンエネルギー実現への挑戦の記録。

星を地上に生み出す試みーー世界35カ国が参加する史上最大の巨大科学プロジェクト「ITER(イーター)」。枯渇せず、温室効果ガスも出さない「究極のエネルギー」によって、人類最後のパラダイムシフトはいかにして起こるのか? プロジェクトを内部から牽引するITERのチーフサイエンティストが、研究開発の最前線を明かすノンフィクション。フュージョンエネルギー開発の歴史から、実現へのロードマップまで。

目次

Index

星を生み出すものへ ー日本の読者に アラン・ベクーレ


フランス語版刊行によせて ガブリエル・フィオーニ

1 エネルギーに関する(とても)簡単な歴史
2 原子力エネルギーの物語
3 フュージョンによるエネルギー
4 フュージョンの先駆者たち
5 科学と技術の巧みな融合
6 妥協と制御の科学
7 星を生み出すもの
8 今後の展開は?

STAR POWERの実現に向けて 前田裕二(NTT宇宙環境エネルギー研究所長)

参考文献
用語集

著者

Author

アラン・ベクーレ(Alain Bécoulet)
ITER機構チーフサイエンティスト、元フランス磁気核融合研究所長。「統合トカマクモデリングに関する欧州タスクフォース」を設立し、2003年より同代表を務めたほか、「加熱・電流駆動に関する欧州トピックグループ」議長(2007~2010年)、「低エネルギーハイブリッド電流駆動に関する欧州調整委員会」議長、EFDA科学技術諮問委員会委員(2001~2011年)を歴任。

監訳者

Trans.

大前敬祥(おおまえ・たかよし)
ITER機構副建設長。人類初の核融合エネルギー実証を目指す国際プロジェクトITERに、2018年前席戦略官として着任。2025年より建設プロジェクト管理を担い、2026年より現職。NTTコミュニケーションズでの海外事業開発を経て、外資系戦略コンサルティング企業にて戦略策定に従事。

解説者

Exp.

前田裕二(まえだ・ゆうじ)
NTT宇宙環境エネルギー研究所長。博士(システム情報科学)。1991年にNTT通信網総合研究所入社。以来、電磁環境対策(EMC)、防災・危機管理、サイバーセキュリティ、福祉、医療・健康など公共分野における社会問題解決の研究開発に従事。2018年7月NTT研究企画部門R&Dビジョン担当統括部長、2020年7月より現職。