セルフドリブン・チャイルド
脳科学が教える「子供にまかせる」育て方
ウィリアム・スティクスラッド/ネッド・ジョンソン 著
依田卓巳 訳
三森健太(JUNGLE) 装丁
- 発売日
- 2019.03.02
- 定価
- 2,750円
- サイズ等
- 四六判 408ページ (並製)
- ISBNコード
- 978-4-7571-6079-8
内容
Overview

「これはすごい育児本だ。子も親も共に育つ教育科学。
今すぐ取り組むべき具体的な施策と知識に溢れている。」
──池 谷 裕 二 氏 (東京大学薬学部教授・脳科学者)推 薦!
米国有数の臨床神経心理学者と学習塾経営者代表という異色のコンビによる、《成功する子育ての科学》。多くの親が子供に不安のない人生を送らせたくて子供をおさえつけようとする。だがそれは脳科学的にみても全くの逆効果だ。一方、健全な自律心は、心身の健康、学業の成功、幸福な人生など、私たちが子供に望むほぼすべてのことにつながる。私たち大人が子供に教えなくてはならないのは、子供の「コントロール感」を高め、将来の人生において必要となる判断力を習得できるようにすることだ。
本書では神経科学と発達心理学の最新成果をもとに、子供のストレス耐性を高める方法、受験のプレシャーへの向き合い方、子供のやる気を引き出す方法、適切な休息と睡眠の取り方、親のストレス管理法から学校づきあいまで、現代の子供(と親)が抱える問題への具体的な対処法を示します。中学受験、高校受験、大学受験のお子さまを持つ方の必読書。
目次
Index
はじめに なぜコントロール感が必要なのか
1章 この世で一番のストレス
2章 宿題は誰の責任?──コンサルタントとしての親
3章 「それはきみが決めること」──意思決定者としての子供
4章 「不安のない存在」になる──親子の「コントロール感」を高める方法
5章 モチベーション──子供のやる気を引き出す方法
6章 深い休息
7章 睡眠──もっとも深い休息
8章 学校にもコントロール感を
9章 年中無休の覚醒状態
10章 頭と体を鍛える
11章 学習障害、ADHD、自閉症スペクトラム障害への対応
12章 大学受験
13章 大学に行く準備はできているか
14章 別の進路
おわりに 前進しよう
書評情報
日本経済新聞 朝刊 (2019年5月4日付)
日経ビジネス 2019年7月8日号 (2019年7月8日付)