YouTubeの時代

動画は世界をどう変えるか

ケヴィン・アロッカ 著
小林啓倫 訳
加藤賢策(LABORATORIES) 装丁

発売日
2019.03.02
定価
2,860円
サイズ等
四六判 512ページ (並製)
ISBNコード
978-4-7571-0384-9

内容

Overview

なぜ視るのを止められないんだろう?

“世界で一番 YouTube を見ている男”が伝える動画プラットフォームの舞台裏

10億人が利用する動画プラットフォ-ム「YouTube」には毎分400時間の動画がアッロードされている。何気なく誰かが投稿した動画が、シェアされ、リミックスされ、パロディとなり、新たな創造性を触発(感染=ヴァイラル)していくプロセスは、20世紀型のブロードキャストの終焉と全く新しい時代の到来を告げている。YouTube トレンド分析マネージャーが歴代バズ動画と拡散プロセスをよみときながら、巨大プラットフォームの成長過程と新しい世代の動画コミュニケーションの今を伝える最前線からのドキュメント。「WEBでも人でも‘つながり’を生みだすものが成功するのだ」

[ 紹介動画二次元バーコード付 ]

目次

Index

プリロール
1 動物園で ― YouTube 最初の動画
2 歌う大統領―オートチューン時代のクリエイティブ
3 リミックス ―「ニャンキャット」は世界を駆ける
4 みんなが演奏家
5 あなた自身が広告
6 新しい報道 ― 世界が視ている
7 YouTube でお勉強
8 ニッチこそが主流 ― マインクラフトとエレベーター
9 隠された欲求をみたす ― 耳かき・囁き・開封動画
10 “あっ”という間にひろがる
11 動画が私たちにしてくれること
12 ユーチューバーだけじゃない ― 視る人が社会をつくる
エンドロール

著者

Author

ケヴィン・アロッカ (Kevin Allocca)
トレンド&カルチャー部門・統括責任者。ボストンカレッジ(コミュニケーション/映像研究専攻)卒業後、『ハフィントンポスト』(現・HuffPost)をへて、2010年YouTube(Google)入社、2013年より現職。TED講演『動画はなぜバズるのか』は200万回以上再生され話題となった。バイラル動画分析の第一人者として世界各国で講演を行っている。ニューヨーク在住。

訳者

Trans.

小林啓倫 (こばやし・あきひと)
経営コンサルタント。筑波大学大学院修士課程修了後、米バブソン大学にてMBA取得。コンサルティングファーム、大手メーカー等で先端テクノロジーを活用した事業開発に取り組む。著書『FinTechが変える!』、『IoTビジネスモデル革命』他、訳書『ソーシャル物理学』、『テトリス・エフェクト』他多数。個人ブログ「POLAR BEAR BLOG」は2011年度のアルファブロガー・アワード受賞。

書評情報

日本経済新聞 朝刊 (2019年4月27日付)
NIKKEI STYLE ひらめきブックレビュー (2019年04月29日付)
聖教新聞 (2019年05月25日付)