Webnttpub.の連載が本になりました。書店でぜひお手にお取りください。
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お嬢さん、空を飛ぶ
松村由利子 著
「それは飛行機の草創期。空を飛ぶことを夢見た女性たちが日本にもいた。飛行機ブームをまき起こしたキャサリン・スティンソンに始まり、男のものと考えられていた飛行の世界を目指した女性たちが直面した偏見や苦難を、当時の飛行機を巡る様々なエピソードを交えて描く。
(ウェブ連載『女もすなる飛行機』改題)
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系統樹曼荼羅
三中信宏 著
「分類」は人間の根源的な認知行為である。人類は歴史を通じて「分類」をし、「系統樹」などの図像表現を用いてきた。それらはいわば図形言語であり、科学の出発点でもある。「系統樹」「分類」の意義を説いてきた著者が、科学と芸術のはざまにある「系統樹」図像を集大成して、現代的な意味を問う、楽しくも刺激的な一冊。
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横浜の波止場から
阿川尚之 著
横浜村が正式に開港したのは1859年。日本人が初めて西欧近代と出会い、海を越えて交わった友情と軋轢の歴史を、港横浜から眺めていく。
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創造するアジア都市
橋爪紳也 著
いま世界の随所で、都市の急激な人口増加が起こっている。21世紀は未曾有の「都市の時代」である。とりわけアジアでは、これまでにない巨大都市が出現しつつあり、その多くは「文化」と「クリエイティブ」を旗印に飛躍的な発展を見せている。
数々の行政・都市計画に関わってきた著者が、比較都市論的な視点から、中国・日本の文化産業と都市戦略を詳細にレポートし、今後の日本・アジアが目指すべき創造性、まちづくりについて考察する。
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人生の大切なことはおおむね、マンガがおしえてくれた
川原和子 著
作品への暖かいまなざしと、ストーリーへの鋭い分析、そして柔らかい視点からのキャラクターへの深い共感――。「私の好きなマンガ」のことを、もっと深く捉えて、そして自分の感動を明確な言葉で伝えてくれる本書は「マンガをもっと楽しむ」ことを教えてくれるだろう。注目を浴びる「評論系女子」による、マンガエッセイ。
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キーワードで読み解く経済
伊藤元重 著
「ワールドビジネスサテライト」でおなじみの伊藤元重教授による現在経済入門。「需要と供給」「価格メカニズム」等の基本概念から「インセンティブ」「モラルハザード」まで選び抜かれた20のキーワードによって、現実の複雑な経済現象を明快に読み解いていく。インフレ・デフレやTFP(全要素生産性)といった日本経済にかかれるホットな話題から、投機や貨幣という日常の経済の中の大きな問題まで、経済学的な思考が身につく一冊。
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千年続く日本語へ
富岡幸一郎 著
<ポストモダン>以降の日本語の小説はどの段階に達しているのか。文学の衰退が叫ばれるなかで、しかし現代の作家たちの生き生きとした言葉は、未来の日本語の姿を提示しているのではないか。文芸批評家・富岡幸一郎がはなつ「日本語文学」の豊穣な可能性。
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