書籍出版
シリーズ企画
叢書コムニス communis
コムニス(communis)とは、ラテン語で「共同の、共有の」「義務をともに果たす」「贈り物を交換する」という意味で、英語のコモンやコミュニティの語源だと考えられています。
<情報><メディア><コミュニケーション>の礎を問い直す本シリーズを象徴するとともに、読者のみなさんと「共同」していくという願いをこめました。
シリーズコンセプト
- <情報><メディア><コミュニケーション>という三つの概念を中核とし、これらを改めて問い直していく
- 現代的テーマについて、気鋭の書き手が、理論的に厳密でありかつ創造性に富んだ論考を展開する
- 扱うテーマは、情報社会論、情報経済論、デジタル文化論、都市論、身体論、認知論、記号論、メディア論、技術論、生命論など多岐にわたる。従来の領域に収まらないような新分野の創出も試みていく
- 内容・文体は、「読みやすさ」「理解しやすさ」「知的刺激」「啓発」を主眼とする
最新刊情報
- コミュニケーションするロボットは創れるか
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発売日 :2010.03.29定価 :2,860円
人間のようにコミュニケーションするロボットを実際に創ろうとすることで、コミュニケーションとはいったい何なのかを探る。人間の生活空間で活動するロボットの実現には何が必要かを考察し、記号創発システムを...
- ラディカル構成主義
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橋本渉 訳西垣通 監修発売日 :2010.02.11定価 :5,720円
人間の心はいかに作られるか――ピアジェ再解釈をふまえた発達心理学の新潮流。観察するという行為自体を観察するとはどういうことか?
- 〈時と場〉の変容
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発売日 :2010.02.11定価 :2,860円
「情報化社会」「メディア社会」と呼ばれる今日の社会の現在と未来を、環境および〈時と場〉という視点から考察し、メディアに媒介された情報やイメージが、現代の環境をどう構成しているのかを解き明かす。
- 自然淘汰論から中立進化論へ
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発売日 :2009.12.22定価 :2,750円
20世紀後半に進化学のパラダイムは転換した。ダーウィン以来の自然淘汰論が、中立進化論にとって代わられたのである。このパラダイム転換は、生物学の分野にとどまらず、私たちの生命観、世界観にも影響を与えは...