ホーム > 書籍出版 > 情報環世界 身体とAIの間であそぶガイドブック

情報環世界 身体とAIの間であそぶガイドブック

情報環世界 渡邊淳司/伊藤亜紗/ドミニク・チェン/緒方壽人/塚田有那ほか 著

渡邊淳司/伊藤亜紗/ドミニク・チェン/緒方壽人/塚田有那ほか 著

発売日:2019.04.27
定価:1,944円
サイズ:A5判
ISBNコード:978-4-7571-0387-0

近日発売

この本の内容

現代の私たちは、テクノロジーで制御された情報に囲まれ、閉じた情報の世界を生きている。こうした状況を生物学者ユクスキュルの概念「環世界」になぞらえ、気鋭の研究者、クリエイターたちが研究会を開いた。本書はその研究会の成果。テクノロジー、人間科学、芸術表現に基づく、人間・社会の新しいビジョンを提示する。

目次

(目次から)
情報環世界まんが(ひらのりょう)

CHAPTER 1 まず閉じこもることから――身体と情報環世界(伊藤亜紗)

CHAPTER 2 情報環世界をうつす[写す・移す・映す](ドミニク・チェン)

CHAPTER 3 “わかる”と“つくる”の情報環世界――環世界間移動能力と創造性(緒方壽人)

CHAPTER 4 世界と関係する、身体的な想像力――憑依とテレパシー(塚田有那)

CHAPTER 5 情報環世界とは何だったのか(渡邊淳司)

コラム(和田夏実・村田藍子・桜井祐・内田友紀・会田大也・長谷川愛・小倉ヒラク・原島大輔・浦川通・山下遼・橋口恭子・畠中実・木下真吾)

ワークショップの手引き >本書を読み解くためのブックガイド
など

著者紹介

【著者】
渡邊淳司(わたなべ・じゅんじ)
NTTコミュニケーション科学基礎研究所人間情報研究部上席特別研究員。NTTサービスエボリューション研究所2020エポックメイキングプロジェクト兼任。博士(情報理工学)。人間の知覚特性を利用したインタフェース技術を開発、展示公開するなかで、人間の感覚と環境との関係を理論と応用の両面から研究。主著に『情報を生み出す触覚の知性――情報社会をいきるための感覚のリテラシー』(化学同人、第69回毎日出版文化賞(自然科学部門)受賞)、訳書に『ウェルビーイングの設計論――人がよりよく生きるための情報技術』(BNN新社、ドミニク・チェンとの共同監修)。文化庁メディア芸術祭アート部門優秀賞(2008年)、Ars Electronica Prix "Interactive Art" 部門審査員(2012年)。

伊藤亜紗(いとう・あさ)
東京工業大学リベラルアーツ研究教育院准教授。専門は美学、現代アート。もともとは生物学者を目指していたが、大学3年次に文転。2010年に東京大学大学院博士課程を単位取得のうえ退学。同年、博士号を取得(文学)。著書に『目の見えない人は世界をどう見ているのか』(光文社)、『目の見えないアスリートの身体論』(潮出版)、『どもる体』(医学書院)など。WIRED Audi INNOVATION AWARD 2017受賞。

ドミニク・チェン(どみにく・ちぇん)
1981年生まれ。フランス国籍。博士(学際情報学)、早稲田大学准教授。クリエイティブ・コモンズ・ジャパン理事、株式会社ディヴィデュアル共同創業者。IPA未踏IT人材育成プログラム・スーパークリエイター認定。2016〜2018年度グッドデザイン賞・審査員兼フォーカスイシューディレクター。著書に『謎床――思考が発酵する編集術』(晶文社、松岡正剛との共著)など。訳書に『ウェルビーイングの設計論――人がよりよく生きるための情報技術』(BNN新社、渡邊淳司との共同監修)など。

緒方壽人(おがた・ひさと)
Takramディレクター。ソフトウェア、ハードウェアを問わず、デザイン、エンジニアリング、アート、サイエンスまで幅広く領域横断的な活動を行うデザインエンジニア。東京大学工学部卒業後、IAMAS、LEADING EDGE DESIGNを経て、Takramに参加。主なプロジェクトとして、「HAKUTO」月面探査ローバーの意匠コンセプト立案とスタイリング、NHK Eテレ「ミミクリーズ」のアートディレクション、紙とデジタルメディアを融合させたON THE FLYシステムの開発、21_21 DESIGN SIGHT「アスリート展」展覧会ディレクターなど。2015年よりグッドデザイン賞審査員を務める。

塚田有那(つかだ・ありな)
編集者、キュレーター。世界のアートサイエンスを伝えるメディア「Bound Baw」編集長。一般社団法人Whole Universe代表理事。サウンド・アーティストevalaによる「See by Your Ears」のディレクターとしてさまざまな音と都市のプロジェクトを展開。2010年、サイエンスと異分野をつなぐプロジェクト「SYNAPSE」を若手研究者と共に始動。2012年より、東京エレクトロン「solaé art gallery project」のアートキュレーターを務める。近著に『ART SCIENCE is. アートサイエンスが導く世界の変容』(BNN新社)がある。