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AIが変えるクルマの未来 自動車産業への警鐘と期待

AIが変えるクルマの未来 中村吉明 著

中村吉明 著

発売日:2017.12.08
定価:1,760円
サイズ:四六判
ISBNコード:978-4-7571-2368-7

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この本の内容

危機か?  チャンスか?  EV、自動運転、シェア、コネクテッド・カー、
激変する世界市場のなかで、既存の自動車メーカーは生き残れるのか?  
はたまた、新たなプレイヤーが覇権を奪うのか?  

AI、自動運転、シェア、クルマの未来はどう変わるのか。
AIと日本の自動車産業とのかかわりを、技術的側面、産業的側面のみならず、制度的側面も含めトータルにとらえ、その現状を分析する。
インダストリー4.0、シェア、自動運転、コネクテッドカー、電気自動車(EV)等、最新のトピック・動向に関する、さまざまな情報とデータを駆使しながら、日本の自動車産業をAIの進展にフィットさせて、生きのこる道を描く。

書評掲載情報

朝日新聞 朝刊 (2018年02月11日付)
週刊東洋経済 2018年3/17号 (2018年01月12日付)
SUMISEI BEST BOOK (2018年5月号)

目次

はじめに
序 章  AIがゲームを変える
第1章  激変する自動車産業――AIとモジュール化
第2章  自動運転――モノづくりからサービスへ
第3章  つながる革命――スマート工場とコネクテッドカー
第4章  シェアリングエコノミー――破壊的イノベーション
第5章  だれが成長を妨げるのか――法規制のゆくえ
終 章  日本の産業構造をどう変えるべきか
おわりに

著者紹介

中村吉明 (なかむら・よしあき)
専修大学経済学部教授。1987年、早稲田大学大学院修士課程(建設工学)修了、同年、通商産業省(現・経済産業省)入省。産学官連携やイノベーションに関する実務と研究にたずさわる一方、1996年スタンフォード大学大学院経済工学科修士課程修了、2001年東京工業大学大学院経営工学専攻博士課程修了(博士〔学術〕)。経済産業省・環境指導室長、立地環境整備課長、産業技術総合研究所・企画副本部長などを経て現職。

著書に、『これから5年の競争地図』(東洋経済新報社, 2013)、『ゲームが変わった』(東洋経済新報社, 2011)、『日本の水ビジネス』(東洋経済新報社, 2010)、『環境ビジネス入門――環境立国にむけて』(社団法人産業環境管理協会, 2007)がある。