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妹島和世論 マキシマル・アーキテクチャーⅠ

妹島和世論 服部一晃 著

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服部一晃 著

発売日:2017.03.24
定価:2,640円
サイズ:四六判
ISBNコード:978-4-7571-6070-5

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この本の内容

【 建築・都市レビュー叢書 】   

建築界待望の若手レビュアー現わる ! 

建築のモダニズム、ポストモダニズムの流れを、突然「切断」するかのように現れた妹島和世。その発想の根底には「世界」と「私」の「亀裂」を丸ごと飲み込む姿勢があった。80年代生まれの気鋭が放つ新しい建築史の冒険。

書評掲載情報

東京人 2017年7月号 (2017年06月02日付)
読売新聞 朝刊 (2017年06月04日付)

目次

序: きっと「作品」が悪いのだ
(1) 亀裂は絶対見過ごせない
(2) 建築論に食らいつけ
(3) 家具もまた建築である
(4) 最初の亀裂、躓きの予感
(5) どうして覆われなければならないのか
(6) 同一化から相互規定へ
(7) 追いかけるほど遠ざかる世界
(8) 許してみる、頼ってみる、ただし慎重に
(9) 誰がやわらかくしたのか
終: 私であり、作品であるもの

著者紹介

服部一晃 (はっとり・かずあき)
1984年生まれ。東京大学建築学科卒業後、パリ・ラヴィレット建築大学に学ぶ。難波和彦研究室を修了。現在、隈研吾建築都市設計事務所 (KKAA) 勤務。