書籍出版
賢い組織は「みんな」で決める リーダーのための行動科学入門
田総恵子 訳
発売日:2016.09.08
定価:1,980円
サイズ:四六判
ISBNコード:978-4-7571-2355-7
この本の内容
企業経営の、ネット社会の、そして民主主義の教科書だ! ――荻上チキ(評論家、「シノドス」編集長)
決断を迫られている誰もが読むべき一冊である。 ――ローレンス・サマーズ(元・米財務長官、ハーヴァード大学教授)
行動科学、集合知、マーケット理論、コンピュータ・サイエンスなど、最新の科学の発展は、人間の不合理な部分、無意識の部分を考慮したうえでの、直感に反する賢い意思決定のあり方を開発してきた。そうした知見を踏まえ、本書は、組織において人びとがより賢く決定するための条件を、ひいてはより賢い組織になるための方法を説く。
著者は、人びとを強制することなくゆるやかにある方向に動機付けるという「ナッジ」理論を説いて、行動経済学ブームに火をつけた憲法学者キャス・サンスティーンと、集団における意思決定を専門とする心理学者リード・ヘイスティ。
心理学、行動科学の豊富な事例に富み、読みやすく面白く、軽さと深さを兼ね備えており、チーム・組織で働く人、とくにリーダーとして組織をまとめる立場の人にとって目から鱗の内容になっている。
決断を迫られている誰もが読むべき一冊である。 ――ローレンス・サマーズ(元・米財務長官、ハーヴァード大学教授)
行動科学、集合知、マーケット理論、コンピュータ・サイエンスなど、最新の科学の発展は、人間の不合理な部分、無意識の部分を考慮したうえでの、直感に反する賢い意思決定のあり方を開発してきた。そうした知見を踏まえ、本書は、組織において人びとがより賢く決定するための条件を、ひいてはより賢い組織になるための方法を説く。
著者は、人びとを強制することなくゆるやかにある方向に動機付けるという「ナッジ」理論を説いて、行動経済学ブームに火をつけた憲法学者キャス・サンスティーンと、集団における意思決定を専門とする心理学者リード・ヘイスティ。
心理学、行動科学の豊富な事例に富み、読みやすく面白く、軽さと深さを兼ね備えており、チーム・組織で働く人、とくにリーダーとして組織をまとめる立場の人にとって目から鱗の内容になっている。
書評掲載情報
月刊人材教育 2016年11月号 (2016年10月20日付)
目次
はじめに 集団思考を超えて
Part 1 集団はなぜ失敗するのか
Chapter 1 高邁な理想が大失敗に
Chapter 2 増幅される間違い
Chapter 3 付和雷同――カスケード効果
Chapter 4 集団は極に走る
Chapter 5 情報のシェアの落とし穴
Part 2 どうすれば集団は成功するのか?
Chapter 6 失敗を減らすための八つの方法
Chapter 7 改善のための二つのフレームワーク――識別と選択
Chapter 8 群衆は賢いか
Chapter 9 専門家の正しい使い方
Chapter 10 トーナメント方式の活用法
Chapter 11 予測市場を活かす
Chapter 12 みんなに聞いてみる
Chapter 13 ボールは一つ
おわりに 未来は明るい!
あとがき
訳者あとがき
参考文献
Part 1 集団はなぜ失敗するのか
Chapter 1 高邁な理想が大失敗に
Chapter 2 増幅される間違い
Chapter 3 付和雷同――カスケード効果
Chapter 4 集団は極に走る
Chapter 5 情報のシェアの落とし穴
Part 2 どうすれば集団は成功するのか?
Chapter 6 失敗を減らすための八つの方法
Chapter 7 改善のための二つのフレームワーク――識別と選択
Chapter 8 群衆は賢いか
Chapter 9 専門家の正しい使い方
Chapter 10 トーナメント方式の活用法
Chapter 11 予測市場を活かす
Chapter 12 みんなに聞いてみる
Chapter 13 ボールは一つ
おわりに 未来は明るい!
あとがき
訳者あとがき
参考文献