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なぜエラーが医療事故を減らすのか 

なぜエラーが医療事故を減らすのか ローラン・ドゴース 著

ローラン・ドゴース 著

林昌宏 訳

入江芙美 訳・解題

発売日:2015.05.13
定価:2,750円
サイズ:四六判
ISBNコード:978-4-7571-6061-3

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この本の内容

いまこそ「医療の安全」について議論しよう!

医療は常にエラーを伴うことによって進化してきた。エラーによる失敗から学ぶことが医療事故を減らすことになる。
日本でも本年10月に施行される「医療事故調査制度」で注目の集まる医療安全の問題を考えるうえで不可欠な1冊!

書評掲載情報

読売新聞 夕刊 (2015年12月10日付)
日本病院会雑誌 2015年7月号 (2015年07月01日付)

目次

第1部 エラーは生命に内在する
  1 システムと人間
  2 生命は不均衡の中に
  3 エラーは成功のもと
第2部 エラーが原因で発生するアクシデントを防ぐ
  4 アクシデントの再発を防ぐために
  5 アクシデントを未然に防ぐために:「予測」という人間の特性
解説
  1 エラー称賛から医療安全へ
  2 医療事故 古今東西
  3 エラーを前提としたシステムづくり
  4 医療が目指すものはなにか

著者紹介

[著者]
ローラン・ドゴース:1945年生まれ。パリ・ディトロ大学医学部教授。キュリー研究所がんセンター副所長。

[訳者
] 林昌宏(はやし・まさひろ):1965年生まれ。翻訳家。
翻訳書にアタリ『国家債務危機』(作品社)などがある。

[解説者]
入江芙美(いりえ・ふみ):厚生労働省九州厚生局医事課長。