ホーム > 書籍出版 > 城壁なき都市文明 日本の世紀が始まる 

城壁なき都市文明 日本の世紀が始まる 

城壁なき都市文明 日本の世紀が始まる 増田悦佐 著

増田悦佐 著

発売日:2014.11.26
定価:1,944円
サイズ:四六判
ISBNコード:978-4-7571-2336-6

オンラインで購入

お電話やFAXでのご注文はこちらへ

この本の内容

日本文明の強さの秘密は「城壁のない都市=江戸」があった。西欧でもロンドンのような城壁を超えて成長する都市が産業革命を生んだ。さらにアメリカや中国の都市はどうであったか。縦横無尽に展開する、増田都市論の決定版。

書評掲載情報

Voice(2015年2月号)

目次

第1章 世界経済覇権は城壁なき都市が継承する
 中世ヨーロッパ都市の自由は「檻の中」の自由
 城壁なき都市はあまりにも危険
 経済覇権都市の第1号はヴェネツィア
 アムステルダムという無境界都市
 ロンドンも無境界都市だった

第2章 産業革命の成功はロンドンにあり
 産業革命はたしかに城壁なし都市で推進された
 権威にとらわれない自由な雰囲気が、知的独創性の高い人たちを集めた
 産業革命は、イギリス大都市のメンバーを一変させた
 パリが城塞都市でありつづけたことが近代フランスの没落を招いた

第3章 「ウォール街」以外には本格的な城塞都市を築かなかったアメリカの隆盛
 「歩き回れる都市」が全盛だったころ、アメリカも全盛
 アメリカ人は鉄道の都心への侵入を怖がらず
 ダウンタウンが富の象徴

第4章 中国の城塞都市はなぜ発展できなかったのか?
 中国もまた「城塞都市」の伝統に貫かれている
 ヨーロッパとは比較にならない中国都城の優雅な生活
 物理的な城壁は撤去されたが、経済・社会制度の壁が残っている

第5章 城壁なき都市しかなかった日本の優位性
 長い縄文時代が平和な国・日本の基盤にある
 城壁という制約のない日本の都市は、江戸時代から非常に広く、人口も多かった
 この無境界性は、絵画様式にも反映されている
 江戸を「軽やかに成長する都市」にした、好奇心あふれる庶民たち

著者紹介

増田悦佐(ますだ・えつすけ)
1949年生まれ。経済評論家。
著書に『夢の国から悪夢の国へ』(東洋経済新報社)、『高度成長は世界都市東京から』(ベストセラーズ)などがある。