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新興大国インドネシアの宗教市場と政治 

新興大国インドネシアの宗教市場と政治 見市建 著

見市建 著

発売日:2014.11.26
定価:2,484円
サイズ:四六判
ISBNコード:978-4-7571-4337-1

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この本の内容

世界第4位の人口大国インドネシア。商品化された宗教市場や政党の選挙戦略の変遷を論じながら、2014年の庶民出身大統領ジョコ・ウィドド誕生までを追う。他のイスラム圏とはちがう大きな可能性に満ちたインドネシアの独自性を考察する。

書評掲載情報

アジア経済 2016年6月号 (2016年06月15日付)
日本経済新聞(2014年12月21日付)

目次

序 章
 「民主主義大国」インドネシア
 政治と宗教の市場
 標準化と商品化

第1章 インドネシアにおける政治・宗教市場の基本構造とその変化
 宗教と政治
 スハルト体制期におけるイスラーム化――マレーシアとの比較から
 民主化後の政党地図とイスラーム
 世論調査にみるイスラーム化の実態
 「敬虔さ」と政治的態度
 伝統主義と近代主義
 組織的所属
 流動化する組織と政治の関係

第2章 イスラーム主義の市場
 イスラーム主義出版市場の拡大と変化
 シーア派とその批判者
 カリフ制の樹立を目指す解放党
 武装闘争派のメディア戦略
 ジハードとフェイスブック

第3章 福祉正義党の台頭と限界――闘争から自己啓発へ
 民主化とイスラーム主義政党の台頭
 「開かれた政党」へ
 福祉正義党の「市場」――出版事業の分析から
 闘争から自己啓発へ

第4章 新たな宗教市場と政治
 大衆映画にみる「宗教」と「世俗」市場の融合
 「セレブ説教師」による宗教行為の商品化と政治

第5章 ジョコウィの台頭と政治・宗教市場
 「庶民派」の市長
 ジャカルタ州知事選と大統領への助走
 大統領候補への擁立と連立の論理
 ジョコウィ大統領誕生を可能にした政治と宗教の市場

終 章

著者紹介

見市建(みいち・けん)
1973年生まれ。岩手県立大学総合政策学部准教授。専門は、政治学、地域研究。
著書に『インドネシア――イスラーム主義のゆくえ』(平凡社選書)がある。