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アニメの魂 協働する創造の現場

アニメの魂 イアン・コンドリー 著

イアン・コンドリー 著

島内哲朗 訳

発売日:2014.02.24
定価:3,080円
サイズ:四六判
ISBNコード:978-4-7571-4311-1

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この本の内容

アニメ作家、キャラクターと世界観、制作スタジオ、スポンサーや関連企業、海外ファン、そしてオタク。広範なフィールドワークをもとに、アニメが人々を結びつける時に発生する創造のエネルギーを鮮やかに描くアニメ文化論。

書評掲載情報

キネマ旬報(2014年5月下旬号)
日本経済新聞(2014年4月13日付)

目次

序 章 誰がアニメを作るのか?
第1章 集合的つながりと個人的な未来
第2章 創造的プラットフォームとしてのキャラクターと世界観
第3章 戦後アニメの方向性
第4章 アニメのロボットがリアルになる時
第5章 先端的アニメ・スタジオの作り方――隙間にこめられた秘密
第6章 ダークエネルギー――海外アニメファンと著作権戦争から見えるもの
第7章 ラブ革命――オタクという日本のファンたち
終 章 アニメの未来――協働体的創造性と文化の動態

著者紹介

【著者】
イアン・コンドリー
マサチューセッツ工科大学外国文学部長で比較メディア准教授。
著書に『日本のヒップホップ』(NTT出版)がある。

【訳者】
島内哲朗(しまうち・てつろう)
映像翻訳者。
映像字幕の仕事に『スカイ・クロラ』『HUNTER×HUNTER 緋色の幻影』などが、翻訳書に『のめりこませる技術』、 『脚本を書くための101の習慣』(ともにフィルムアート社)などがある。