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1971年 市場化とネット化の紀元

1971年 土谷英夫 著

土谷英夫 著

発売日:2014.01.17
定価:2,090円
サイズ:四六判
ISBNコード:978-4-7571-2331-1

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この本の内容

通貨の変動制移行にともない世界経済が「市場化」に動きだした年、ネット社会の起点となるマイクロプロセッサが生まれた年、1971年。同年駆けだし記者となった著者はグローバル経済の転換点に立つ。グローバル経済の同時代史。

目次

序 章 1Q71後の世界で
第1章 辛亥の年明けて――佐藤栄作は静かな年を願った
第2章 太陽が動いた――ニクソン賭けに出る
第3章 スミソニアン体制成らず――水田三喜男、コナリーと対す
第4章 通貨、商品になる――メラメドが仕掛けた
第5章 ネット社会へ――マイクロプロセッサ生まれる
第6章 広がる市場の領分――ゲイツの「究極のマーケット」
第7章 ハイエク最後に笑う――愛弟子サッチャーの革命
終 章 スミスとチャーチルの世界に

著者紹介

土谷英夫(つちや・ひでお)
1948年生まれ。日本経済新聞本社コラムニスト。
日本経済新聞入社後、経済部、社会部を経て、論説委員兼編集委員、論説副主幹兼編集委員を歴任。長年にわたり同紙朝刊1面コラム欄「春秋」を担当。