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アジア回帰するアメリカ 外交安全保障政策の検証

アジア回帰するアメリカ 久保文明/高畑昭男/東京財団「現代アメリカ」プロジェクト 編著

久保文明/高畑昭男/東京財団「現代アメリカ」プロジェクト 編著

発売日:2013.03.23
定価:3,080円
サイズ:A5判
ISBNコード:978-4-7571-4310-4

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この本の内容

オバマ政権の対(東)アジア政策を軸に、近年起こりつつある米・日・中の関係変化に焦点を当てる。オバマ政権発足時のG2=米中関係強化から日米同盟を再び重要視するアジア政策になぜ変わったのかを、アメリカ外交の専門家たちが分析。

目次

はじめに―─久保文明
第1部 オバマ政権の対中国政策の変容
1 オバマ政権の対中政策の歴史的な意味─―渡部恒雄
2 米中戦略・経済対話(SED)とアジア太平洋回帰戦略─―高畑昭男
3 オバマ政権の東アジア政策と航行の自由─―新田紀子
4 米関係から見た最近のアメリカの外交・安全保障政策─―加藤洋一
第2部 アジア回帰外交をめぐる諸論点
5 第2期オバマ政権下の日米同盟─―川上高司
6 パワーシフトの国内政治と変容する日中関係─―泉川泰博
7 エネルギーをめぐるアジアの政治と安全保障―─ポール・J・サンダース
8 非伝統的安全保障問題としての米国のサイバーセキュリティ政策―─土屋大洋

著者紹介

久保文明(くぼ・ふみあき):1956年生まれ。東京大学大学院法学政治学研究科教授。

高畑昭男(たかはた・あきお):1949年生まれ。産経新聞論説副委員長。

東京財団:公益財団法人で、非営利・独立の民間シンクタンクとして、様々な問題の本質を見極め、同時に生活感覚や現場感覚を大切にしながら、具体的な政策を実現するために世の中に働きかけていく団体。