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少女と魔法 ガールヒーローはいかに受容されたのか

少女と魔法 須川亜紀子 著

須川亜紀子 著

発売日:2013.04.24
定価:4,104円
サイズ:A5判
ISBNコード:978-4-7571-4309-8

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この本の内容

「魔法少女」アニメを女性性やジェンダーイメージからとらえ、女の子たちがどのように理解し、共鳴し、消費し、利用してきたのか、社会文化的文脈をふまえた詳細な作品分析と視聴者へのインタビューから明らかにする。

目次

まえがき

第一章 ガールヒーローとしての「魔法少女」研究――本書の目的と構成

第二章 「少女」と魔法と〈フェミニズム〉――「少女」文化における魔女
 1.日本の「少女」文化――「少女」文化、カワイイ、そしてガール・パワー
 2.「少女」がまとう「カワイイ」の鎧
 3.1960年代から2000年代までの日本の「フェミニズム」の流れ
 4.魔女と魔法――少女の魔力の表象の歴史とポリティクス
 5.日本における西洋の魔女と魔法の表象

第三章 女の子向け「魔法少女」テレビアニメの表象分析――サリーからどれみまで(1966年から2003年まで)
 1.ガール・ヒーローの不在から誕生へ
 2.黎明期:正統魔女と世俗魔女サリーとアッコ
 3.「女の時代」期:コケティッシュ魔女とアイドル魔女――メグとマミ
 4.「ポスト・フェミニズム」期:チームヒロインと母性・ケア――セーラームーンとどれみ
 5.おわりに

第四章 女の子向け「魔法少女」テレビアニメに関する女性オーディエンスの理解
 1.オーディエンス調査方法
 2.1960年代生まれの女性オーディエンス――サリー・アッコ世代
 3.1970~80年代前半生まれの女性オーディエンス――メグ・マミ世代
 4.1997、98年代生まれオーディエンス――セーラームーン・どれみ世代

第五章 2003年以降の女の子向け「魔法少女」テレビアニメ
 1.多様化する「魔法少女」たち
 2.伝統的ヒーローに近づくガールヒーローたち
 3.『ふたりはプリキュア』(2004~05年)――バディなふたり
 4.『フレッシュプリキュア!』(2009~10年)――育児の困難と贖罪
 5.『スマイルプリキュア!』(2012~13年)――少女の決断、責任、自信

第六章 まとめと展望

あとがき

巻末付録:おもな女の子向け「魔法少女」テレビアニメ
参考文献一覧
索引

著者紹介

須川亜紀子(すがわ・あきこ)
関西外国語大学外国語学部専任講師。専攻=メディアとジェンダー。文化研究。
英国ウォーリック大学大学院映画テレビ学部博士課程修了。PhD(人文学博士)。
共著に『アニメーションの事典』(朝倉書店)、『Critical Survey of Graphic Novels: Manga』(Salem Press)、『Japanese Animation: East Asian Perspectives』(University Press of Mississippi)などがある。