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文明的野蛮の時代 

文明的野蛮の時代 佐伯啓思 著

佐伯啓思 著

発売日:2012.12.28
定価:2,052円
サイズ:四六判
ISBNコード:978-4-7571-4302-9

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この本の内容

現代世界は深い「ニヒリズムの淵」に立たされているが、時すでに遅く、私たちはいよいよ「バルバロイ=野蛮人」へと落ちる日が近いことを知ることとなる。「文明の危機」を憂う、著者ならではの評論集。

目次

序章 愚鈍と錯乱の時代へ

第1部  文明的野蛮の時代に
融解する政治
  「国民のための政治」はあったか
  独裁は民主政治から生み出される
  「地方的なもの」の再生
  「国民的価値」は提示されたか
欺瞞の国家
  同盟という従属は終わらない
  「終わらない戦後」が意味するもの
  保守主義は保護主義か
逃れえない危機
  震災と天罰――科学と信仰のあいだ
  EU危機が示すもの
  「性欲」と「食欲」と「暴力」が支配する世界
  矛盾に引き裂かれるヨーロッパ
平和という危うさ
  「死」の意味づけを失った戦後日本
  「自由のディレンマ」と知識人の責任
  思想としての徴兵制

第2部  デジャブ――立ちすくむ現代
日本の閉塞
歴史は繰り返す
民主主義の限界
哲学の復興を

終章 危機の思想を考える

おわりに

著者紹介

佐伯啓思(さえき・けいし)
1949年生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科教授。
著書に『経済学の犯罪』(講談社現代新書)、『日本という「価値」』(NTT出版)などがある。