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老いを生き抜く 長い人生についての省察

老いを生き抜く 森本哲郎 著

森本哲郎 著

発売日:2012.09.11
定価:1,980円
サイズ:四六判
ISBNコード:978-4-7571-5083-6

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この本の内容

新聞記者生活を返上し、自由自在に世界を駆け回る日々。だが75歳を過ぎると老いは突然やってきた。そして人生の〈終末期〉を迎えたいま、振り返って見えてくるものとは? ときに持て余しながらも、老いと静かに向き合う日々を綴る。

目次

1 人生百年時代を生きる
考えない葦
人生の百万長者
鬱病
生涯カレンダー
五十歳
「教養」の道
自分との戦い
必読書
日記
老いの美学
散歩
自動車運転免許証
遠ざかる記憶
『蟲の如く死ぬ』
言葉の真価、文章の力

2 道元禅師をたずねて
参禅への“門”
東と西の対話
『正法眼蔵』との出会い
死と向かい合って
私のインド体験
「生死」の巻
永遠の今
正師を求めて
天童寺にて

著者紹介

森本哲郎(もりもと・てつろう)
1925年生まれ。評論家。文明批評の第一人者。
東京大学文学部哲学科卒業、同大学院社会学科修了。朝日新聞学芸部次長、同編集委員を経て、1976年退社。文明論、社会評論、日本文化論を中心に評論活動を行う。1988~92年、東京女子大学教授。
著書に『吾輩も猫である』『日本十六景:四季を旅する』『懐かしい「東京」を歩く』(以上、PHP研究所)、『森本哲郎世界への旅』第1~10巻、別巻1(新潮社)などがある。