書籍出版
統治・自律・民主主義 パターナリズムの政治社会学
宮台真司 監修
発売日:2012.09.11
定価:3,520円
サイズ:A5判
ISBNコード:978-4-7571-4298-5
この本の内容
パターナリズムから逃れられないことはもはや明らかななかで、それはどのように行使されるべきであり、逆にどのようなものは受け入れるべきではないのか? 民主制、教育、市民社会、開発行政などを主題に、その妥当性と限界に迫る。
目次
はじめに 鈴木弘輝
第1部 パターナリズムとは何か
第1章 パターナリズムと批判をめぐるアポリア――内/外の思考の可能性と限界(木矢幸孝)
第2章 自己の技法への想像力――別様可能性としての『山びこ学校』(神代健彦)
第2部 政策にみるパターナリズム
第3章 市民社会の軌跡――日本的統治の「包摂」の構造(稲葉年計)
第4章 観光開発政策にみる中央と地方――パターナリズムの質的転換(大河原麻衣)
第3部 近代の諸制度にみるパターナリズム
第5章 現代人の「成熟」に必要な憲法教育――ニクラス・ルーマンが言及したかったこと(鈴木弘輝)
第6章 「向かい火」としてのパターナリズム――ピエール・ブルデューと民主主義(山本宏樹)
第4部 政治思想がはらむパターナリズム
第7章 リベラリズムの教育論とその隘路――多元的社会における教育構想という困難(山村和世)
第8章 「人民による、人民のための統治」への試論――生の実験、あるいは自分自身を信じること(堀内進之介)
解題 今日パターナリズム研究が重要な理由――グローバル化と民主制の両立不能性(宮台真司)
あとがき 堀内進之介
第1部 パターナリズムとは何か
第1章 パターナリズムと批判をめぐるアポリア――内/外の思考の可能性と限界(木矢幸孝)
第2章 自己の技法への想像力――別様可能性としての『山びこ学校』(神代健彦)
第2部 政策にみるパターナリズム
第3章 市民社会の軌跡――日本的統治の「包摂」の構造(稲葉年計)
第4章 観光開発政策にみる中央と地方――パターナリズムの質的転換(大河原麻衣)
第3部 近代の諸制度にみるパターナリズム
第5章 現代人の「成熟」に必要な憲法教育――ニクラス・ルーマンが言及したかったこと(鈴木弘輝)
第6章 「向かい火」としてのパターナリズム――ピエール・ブルデューと民主主義(山本宏樹)
第4部 政治思想がはらむパターナリズム
第7章 リベラリズムの教育論とその隘路――多元的社会における教育構想という困難(山村和世)
第8章 「人民による、人民のための統治」への試論――生の実験、あるいは自分自身を信じること(堀内進之介)
解題 今日パターナリズム研究が重要な理由――グローバル化と民主制の両立不能性(宮台真司)
あとがき 堀内進之介