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まんがはいかにして映画になろうとしたか 映画的手法の研究

まんがはいかにして映画になろうとしたか 大塚英志 編著

大塚英志 編著

発売日:2012.02.23
定価:2,860円
サイズ:A5判
ISBNコード:978-4-7571-4281-7

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この本の内容

まんがは、手塚治虫の登場をきっかけに「映画的」であるといわれてきた。それは本当なのか? まんがにおける映画的手法の内容と起源、あわせて台湾・韓国まんがにおける映画的手法を検証した画期的な論集。

目次

第1章 「まんが」はいかにして「映画」になろうとしたか
第2章 まんがと映画(線と面、そして接合)――石森章太郎『HOTEL』への助走
第3章 石森章太郎におけるまんがと映画の横断
第4章 『竜神沼』における映画的手法について
第5章 韓国SF漫画『ライパイ』の映画的手法に関する考察
第6章 武侠漫画の映画的手法表現の成立をめぐって

著者紹介

【編著者】
大塚英志(おおつか・えいじ):1958年生まれ。神戸芸術工科大学教授。まんが原作者。

【執筆者】
橋本英治(はしもと・えいじ):神戸芸術工科大学教授。専門は映像理論。
山本忠宏(やまもと・ただひろ):同大学助手。専門は写真表現。
泉政文(いずみ・まさふみ):同大学助手。専門は現代社会関係論。
尹性喆(ユン・ソンチョル):同大学学生。
蔡錦佳(サイ・チンチア):同大学大学院博士後期課程。