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人生という作品 

人生という作品 三浦雅士 著

三浦雅士 著

発売日:2010.03.26
定価:2,592円
サイズ:四六判
ISBNコード:978-4-7571-4242-8

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この本の内容

私たちはいつから人生をひとつの「作品」と考えるようになったのか。白川静漢字学の新解釈、歴史と思想、小説、絵画、そして舞踏の最前線へ。数々の作品を磨き抜かれた文体で鮮やかに読み解いた珠玉の評論集。

目次

I 文字
白川静問題──グラマトロジーの射程・ノート1
起源の忘却──グラマトロジーの射程・ノート2

II 歴史
歴史の逆説
マルクス主義と歴史
思想の時代の終わり──レヴィ=ストロースの死

III 小説
小説と貨幣──安部公房の座標
安部公房全集について
自殺と文学──太宰治のこと1
身を差し出すこと──太宰治のこと2
『路傍の石』はなぜ中断したか

IV 美術と舞踊
モダニズム再考にあたっての一視点
幻想としての身体──ダリとバレエ
北国の春──ロシア・バレエが花開いたとき
ダンスの秘密──舞踊・写真・絵画
パフォーミング・アーツとロボット

V 舞踊の前線
ノイマイヤー・フィーバー
バレエを超えるバレエ──ジョン・ノイマイヤーという出来事
優しいベケット──カーンとシェルカウイの『ゼロ度』

VI ベジャールの死 そのほか
ベジャールの死
ベジャール・フォー・ライフ
輪の力、そして母
牛の横綱
バレエで〈私〉を語った男
ピナ・バウシュの死
優しい身体のほうへ──ピナ、マース、マイケル

著者紹介

1946年生まれ。編集者、文芸評論家、舞踏研究者。
1970年代、青土社で『ユリイカ』『現代思想』編集長を務める。1980年代、執筆に転じ、文学、芸術を論じる。その間舞踏への関心を高め、新書館で1991年、月刊『ダンスマガジン』を創刊、2005年まで編集長を務める。以後は顧問。1994年、思想誌『大航海』を創刊、2009年の終刊まで編集長を務める。
著書に『メランコリーの水脈』(講談社文芸文庫、サントリー学芸賞受賞)、『身体の零度』(講談社選書メチエ、読売文学賞受賞)、『青春の終焉』(講談社、伊藤整文学賞、芸術選奨文部科学大臣賞受賞)、『考える身体』(NTT出版)などがある。