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誇り高き老女たちの食卓 

誇り高き老女たちの食卓 本間千枝子 著

本間千枝子 著

発売日:2009.12.09
定価:1,980円
サイズ:四六判
ISBNコード:978-4-7571-5073-7

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この本の内容

オリーヴ農園の再生、幻の水晶文旦と情熱の栗焼酎の誕生、豚と人間との絆など、四世代にわたる家族、友人たち、世界を旅して出会った味と人びとをめぐり、食べること、作ること、そして語らうことの幸せに満ちた百年の食卓の物語。

目次

序 幼女から老女へ ままごと遊びの数かず
1 鶉料理は究極の男女愛を育てる
2 鱈の白子はぜったいに山葵で
3 出会わなかった祖母と虎杖・のれそれの味
4 たすき掛け 鮟鱇の肝酢和え
5 「鮭神話」とわが花咲猫の思い出
6 レバノンの名菜タブーリと「キリストのオリーヴオイル」
7 蛸残酷物語のギリシアから
8 雉は十字軍の勝鳥・そいつを日本酒で!
9 いごっそうのものづくり:生きとし生けるものへの愛
10 豚による世界貢献
11 ピュア・フードという前衛
12 誇り高き老女たちの食卓
あとがき

著者紹介

本間千枝子(ほんま ちえこ)
一九三三年東京生まれ。随筆家。翻訳家。愛媛県鬼北町食の大使。東京雉酒の会会長。早稲田大学文学部仏文科、ニューヨーク市クイーンズ・カレッジに学ぶ。
著書に、『アメリカの食卓』(サントリー学芸賞受賞)、『父のいる食卓』、『バッカスが呼んでいる』、『嫁と姑の食卓』、『女の酒の物語』、『世界の食文化12 アメリカ』(有賀夏紀との共著)、『ローラのお料理ノート』(本間長世との共著)、訳書に、M・F・K・フィッシャー『食の美学』(種田幸子との共訳)などがある。