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ブルー・ジーンズの文化史 

ブルー・ジーンズの文化史 出石尚三 著

出石尚三 著

リーバイ・ストラウスジャパン 監修・協力

発売日:2009.03.09
定価:2,860円
サイズ:A5判
ISBNコード:978-4-7571-5063-8

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この本の内容

ゴールドラッシュの時代、炭坑夫の作業着だったジーンズは、いまや単なる 「服」の領域を越え、ひとつの文化となった。そしてジーンズの歴史は、リーヴァイスの歴史でもある。「カジュアル」を文化にしたジーンズとリーヴァイスの物語。

目次

人はなぜブルー・ジーンズを穿くのか――まえがきに代えて
1 なぜL・ストラウスはジーンズを採用したのか――L・ストラウスとブルー・ジーンズ
2 ジーンズ以前にジーンズがあった話――M・トゥエインとブルー・ジーンズ
3 なぜクロスビーはジーンズを愛用したのか――B・クロスビーとブルー・ジーンズ
4 なぜ子供がジーンズを穿いたのか――E・ヘミングウェイとブルー・ジーンズ
5 誰が最初に西部劇でジーンズを穿いたのか――J・ウエインとブルー・ジーンズ
6 血と汗と涙のしみ込んだジーンズたち――J・スタンベックとブルー・ジーンズ
7 なぜビートはジーンズを穿いたのか――J・ケルアックとブルー・ジーンズ
8 西から東へ進んだブルー・ジーンズ――R・チャンドラーとブルー・ジーンズ
9 戦争と平和とジーンズ――C・チャップリンとブルー・ジーンズ
10 一九四七年、ジーンズに何が起きたのか――M・ブランドとブルー・ジーンズ
11 ジーパンからジーンズへ――白洲次郎とブルー・ジーンズ
12 なぜクーパーのジーンズは美しいのか――G・クーパーとブルー・ジーンズ
13 なぜ女はジーンズを穿いたのか――M・モンローとブルー・ジーンズ
14 なぜヨーロッパでジーンズが流行ったのか――B・バルドーとブルー・ジーンズ
15 アップダイクとプレスリー――J・アップダイクとブルー・ジーンズ
16 モッズはなぜジーンズを穿いたのか――D・ボウイとブルー・ジーンズ
17 サブ・カルチュアからメイン・カルチュアへ――A・ウォーホールとジーンズ
18 J・カーターとB・ディラン――大統領とブルー・ジーンズ
19 なぜ八十年代のスパイはジーンズを愛したのか――B・フリーマントルとブルー・ジーンズ
20 誰がブルー・ジーンズをデザインしたのか――C・クラインとブルー・ジーンズ
21 なぜJ・レノンはジーンズを穿いたのか――J・レノンとブルー・ジーンズ
22 人はなぜそれをブルー・ジーンズと呼ぶのか
サンフランシスコ大地とブルー・ジーンズ――あとがきに代えて

著者紹介

出石尚三(いずいし・しょうぞう)
1944年生まれ。服飾評論家。国際服飾学会会員。
著書に『完本ブルー・ジーンズ』(新潮社)、『男が変わる帽子術』(講談社)、『われ、ファッション・ブランドを愛す』 (NTT出版)、『男のお洒落99』(文春文庫)、『諭吉と背広』(文春新書)などがある。