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金融政策の誤算 日本の経験とサブプライム問題

金融政策の誤算 服部茂幸 著

服部茂幸 著

発売日:2008.12.22
定価:1,944円
サイズ:四六判
ISBNコード:978-4-7571-2227-7

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この本の内容

日米の経済に起こった二つのバブル崩壊を比較し、バブル対策はやはり金融政策にとって重要であること、そして、これから金融政策として為すべきことを検討する。

目次

序 章 アメリカのFRBは日本から何を学んだか

第1章 マネタリズムの「反革命」と金融政策
1 金融政策が物価を決める
2 物価の安定を目標とする金融政策
3 貨幣数量説
4 マネーサプライとは何を意味するのか
5 現在の金融政策
6 物価の上昇とは何を意味するのか
7 バブルと金融政策
8 物価安定を第一目標とする金融政策

第2章 量的緩和政策と石油高騰-なぜデフレが終焉したのか
1 デフレの終焉
2 量的緩和政策とは何か
3 量的緩和政策の帰結
4 石油高騰とデフレの終焉
5 なぜデフレは終わったのか

第3章 賃金デフレ
1 費用が物価を決める
2 コスト・プッシュ・インフレーション
3 スタグフレーション
4 賃金デフレ
5 賃金デフレを無視する経済理論

第4章 円安政策とドルバブル
1 デフレ克服策としての円安政策
2 購買力平価説
3 円安政策
4 資金流出と株価上昇
5 サブプライム問題とドルバブルの終焉
6 円安政策の帰結

第5章 金融政策の所得分配効果
1 企業収益を改善させた低金利政策と減税政策
2 低金利政策の所得再分配効果
3 ミンスキーの金融不安定性仮説
4 赤字財政政策と企業の余剰キャッシュ・フローの蓄積
5 低金利政策の所得再分配効果

第6章 輸出依存の景気回復と景気後退
1 景気回復はデフレ克服の成果ではない
2 輸出主導の景気回復
3 中国特需
4 アメリカも輸出依存?
5 中国特需と景気回復

第7章 機能麻痺に陥ったアメリカの金融政策
1 サブプライム問題とバーナンキの金融政策
2 金融緩和の成果
3 投機と世界同時インフレ
4 機能麻痺に陥ったアメリカの金融政策

著者紹介

服部茂幸(はっとり・しげゆき)
福井県立大学経済学部教授。
1964年生まれ。奈良産業大学助教授、福井県立大学経済学部助教授などを経て、2007年より現職。
著書に『貨幣と銀行』(日本経済評論社)、共著に『わかる現代経済学』(根井雅弘編、朝日新書)などがある。