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ライトノベル文学論 

ライトノベル文学論 榎本秋 著

榎本秋 著

発売日:2008.10.27
定価:1,760円
サイズ:四六判
ISBNコード:978-4-7571-4199-5

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この本の内容

「ライトノベル」と呼ばれる、おもに中高生をターゲットにした娯楽小説が人気である。2004年のブーム以降、増え続けるライトノベル。その面白さのヒミツを歴史と他の小説ジャンルとの比較から探る。

目次

序章:「ライトノベル」を定義する
第1章 ライトノベルの歴史
  1-1 「ライトノベル的なもの」の登場
  1-2 角川・富士見の時代
  1-3 角川・富士見の時代から電撃の隆盛へ
  1-4 ライトノベル戦国時代から現在に至る
  1-5 ライトノベルの周辺事情
第2章 『スレイヤーズ』でライトノベルを計る
  2-1 『スレイヤーズ』に見るライトノベルの特徴
  2-2 十六のキーワードでライトノベルを追う
第3章 ビジネスという側面からのライトノベル
  3-1 ライトノベル市場規模
  3-2 メディアミックスの展開 

著者紹介

榎本秋(えのもと・あき)
文芸評論家。
1977年東京生まれ。二松学舎大学などを経て、1999年からWEBプランニング、ゲーム企画に関わる。2000年より、IT・歴史系のライター仕事を始める。その後、フリーでのWEBプランニング、専門学校講師を務め、書店でのWEBサイト企画や販売促進に関わった後、2004年から『ライトノベル完全読本』(日経BP社)、『活字倶楽部』(雑草社)で本の紹介をする。
著書に『ライトノベル データブック』(雑草社)、『はやわかり!!ライトノベル・ファンタジー』(小学館)、『戦国 軍師入門』(幻冬舎新書)などがある。