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日本語は死にかかっている 

日本語は死にかかっている 林望 著

林望 著

発売日:2008.10.27
定価:1,650円
サイズ:四六判
ISBNコード:978-4-7571-4190-2

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この本の内容

日本語は、醜悪の極みに達した! 普段なにげなく使われている卑俗な日本語を総ざらいし、どうすれば心に響く話し方ができるのか、いまからでもできる心構えを説く。

目次

序 章 日本語は死にかかっている
第一章 紋切り型という低俗
第二章 保身のためにことばを悪用すべからず
第三章 男女の交わりとことばとの浅からぬ関係
第四章 〈あなたざま〉に見ているか
第五章 反面教師にしたい話し方
第六章 身ぶり口ぶりも伝えるための大事な要素
第七章 卑しい排除すべきことば
第八章 聞く力は話す力につながる
むすび 美しい話し方への第一歩
補 美しい日本語を話すための心得

著者紹介

林 望(はやし・のぞむ)
1949年東京生まれ。作家、書誌学者。
慶應義塾大学大学院博士課程修了後、ケンブリッジ大学客員教授、東京藝術大学助教授などを歴任。『イギリスはおいしい』で日本エッセイストクラブ賞を受賞。その後もエッセイ、小説のほか歌曲の詩作、能楽、評論など、幅広い分野で活躍。『ケンブリッジ大学所蔵和漢古書総合目録』で国際交流奨励賞、『林望のイギリス観察辞典』で講談社エッセイ賞を受賞。