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収奪のポリティックス アラブ・パレスチナ論集成1969-1994

収奪のポリティックス エドワード・W・サイード 著

エドワード・W・サイード 著

川田潤/伊藤正範/齋藤一/鈴木亮太郎/竹森徹士 訳

発売日:2008.08.11
定価:5,184円
サイズ:A5判
ISBNコード:978-4-7571-4054-7

品切れ

この本の内容

20世紀最大の批評家の一人であるエドワード・サイードによるパレスチナ、アラブ問題に関してもっとも詳細に展開した一冊。

目次

はじめに

第1部 パレスチナとパレスチナ人
第1章 パレスチナ的経験(一九六八―六九年)
第2章 アンマン事件から一年後のパレスチナ人(一九七一年)
第3章 パレスチナ人(一九七七年)第4章 一エーカーの土地と一頭の山羊(一九七九年)
第5章 和平とパレスチナ人の権利(一九八〇年)
第6章 合衆国のパレスチナ人(一九八一年)
第7章 パレスチナ問題に関するアメリカ世論の形成(一九八二年)
第8章 ベイルート虐殺事件後のパレスチナ人─予備的現状把握(一九八二年)
第9章 差異のイデオロギー(一九八五年)
第10章 断固たるアラファト支持(一九八三年)
第11章 誰がパレスチナ人を代弁するのか(一九八五年)
第12章 パレスチナ人のアイデンティティ─サルマン・ラシュディとの対話(一九八六年)
第13章 『ガリレアの婚礼』と『フレンドシップの死』評(一九八八年)
第14章 いかにパレスチナの課題に答えるか(一九八八年)
第15章 パレスチナに関する行動計画(一九八八年一二月)
第16章 湾岸戦争後のパレスチナ人(一九九一年)
第17章 中東和平の展望(一九九一年)
第18章 パレスチナ/イスラエルへの帰還(一九九二年)

第2部 アラブ世界
第19章 中東における合衆国の政策と権力闘争(一九七三年)
第20章 アラブ右派(一九七九年)
第21章 変わりつつある世界秩序─アラブ情勢(一九八〇年)
第22章 サダトの死(一九八一年)
第23章 物語る権利(一九八四年)
第24章 「私たちの」レバノン(一九八四年)
第25章 強者の聖域(一九八九年)
第26章 サダム・フセインの動きの背後で(一九九〇年八月)
第27章 悲劇的な収束(一九九一年一月一一日)
第28章 愚かな軍隊は闇夜に衝突する(一九九一年二月一一日)
第29章 アラブ・アメリカ戦争─情報の政治学(一九九一年三月)
第30章 知識人と戦争(一九九一年四月)

第3部 ポリティックスと知識人
第31章 チョムスキーとパレスチナ問題(一九七五年)
第32章 オリエンタリストの沈黙(一九八六年)
第33章 アイデンティティ、否定、暴力(一九八八年)
第34章 オリエンタリスト・エクスプレス─トーマス・フリードマンの中東総括報告(一九八九年)
第35章 ネルソン・マンデラをはじめとする人々(一九九〇年)
第36章 未解禁の文学(一九九〇年)
第37章 アラブ生活の壮麗なタペストリー(一九九一年)
第38章 もう一つのアラブ・ムスリム(一九九三年)

エピローグ
原註・訳者あとがき【パレスチナ年表】索引

著者紹介

【著者紹介】
エドワード・W・サイード(Edward W. Said)
1935年エルサレムに生まれる。アラブ系パレスチナ人。ハーヴァード大学修了。コロンビア大学比較文学・英文学教授。
数多くの英文学・文化論の著作の他に、『パレスチナ問題』、『イスラム報道』、『オスロからイラクへ―戦争とプロパガンダ2000-2003』などパレスチナ問題に関する著書も数多く出版。
2003年ニューヨークにて死去。

【訳者紹介】
伊藤正範(いとう まさのり)
関西学院大学商学部准教授。

川田潤(かわた じゅん)
福島大学人間発達文化学類准教授。
著書に『新歴史主義からの逃走』(共著、松柏社)がある。

齋藤一 (さいとう はじめ)
筑波大学大学院人文社会科学研究科文芸・言語専攻講師。
著書に『帝国日本の英文学』(人文書院)がある。

鈴木亮太郎(すずき りょうたろう)
翻訳家。
共訳に『ファン・デル・ウェルデン――古代文明の数学』(日本評論社)、翻訳に『宇宙に生命は存在するのか』(ディスカヴァー21)がある。

竹森徹士(たけもり てつし)
島根県立大学短期大学部総合文化学科准教授。