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われ、ファッション・ブランドを愛す 桃田有造の痛快一代記

われ、ファッション・ブランドを愛す 出石尚三 著

出石尚三 著

発売日:2008.02.12
定価:1,760円
サイズ:四六判
ISBNコード:978-4-7571-5057-7

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この本の内容

敗戦間もない日本に「美しいもの」への夢を追い求め、日本人に「本物」を知らしめた一人の快男児、桃田有造の一代記を、ファッションの歴史を書き続ける著者が深い共感に基づいて描き切る。

目次

刊行に寄せて/高田賢三

序章 ファッション・ブランドの父 桃田有造
第一章 シャガールと石津謙介
第二章 『風と共に去りぬ』と茂登山長市郎
第三章 十五歳の上海ダンディ
第四章 一九三〇年代の上海おしゃれ事情
第五章 上海から心斎橋へ
第六章 『新青年』と丹下左膳
第七章 ラプソディ・イン・上海
第八章 コロネット商会とダンヒル
第九章 五月革命とジヴァンシー
第十章 ミラ・ショーンとクロエ
第十一章 一九六〇年代パリの匂いと高田賢三
第十二章 内山完造とフレット・アステア
終章 上海と高杉晋作

あとがき

著者紹介

出石 尚三(いずいし しょうぞう)
1944(昭和19)年、香川県生まれ。
服飾評論家、ファッション・エッセイスト、ウォッチオブイヤー審査委員長。1964年、ファッション界に入る。以来、メンズ・ファッション一筋に活躍。著書に、『男はなぜネクタイを結ぶのか』(新潮新書)、『フィリップ・マーロウのダンディズム』(集英社)など。