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実験経済学への招待 

実験経済学への招待 西條辰義 著

西條辰義 著

発売日:2007.11.12
定価:3,024円
サイズ:A5判
ISBNコード:978-4-7571-2205-5

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この本の内容

近年、経済学の新しい潮流となりつつある実験経済学。いじわる行動から株式市場のメカニズムまで、第一線で活躍している経済学者たちがわかりやすく、丁寧に説明します。

目次

第1章 実験経済学事始め――研究・教育の新たな現場(松島斉)
1. マーケット――価格を決める作法
2. 取引所とバブル
3. アンケートで心理的バイアスを確認する
4. 他人をおもんぱかる
5. 埋没費用を回収できるか?
6. 統制実験を試みる
7. 集団によって異なる
8. 協調の論理と心理的バイアス

第2章 「意図」が織りなす市場――報恩と報復の経済行動(西村直子)
1. 目には目を
2. 性格の問題?
3. 相互関係(Reciprocity)
4. 互恵的労働契約と労働市場
5. 嫌がらせ入札とオークション市場
6. 人間の顔を見せる市場

第3章 株価の決定メカニズム――株式市場実験から(広田真一)
1. 株価はどのように決まるのか?
2. 効率的市場か? バブルか?
3. 株式市場実験
4. Smith,Suchanek,and Williams(1988)の先駆的実験
5. 非合理バブルか?
6. 投機的バブルか?
7. 将来の株価をいかに予想するか?
8. ケインズの美人投票原理
9. 取引制度と株価形成
10. バブルは宿命か?

第4章 排出権取引実験(草川孝夫)
1. 京都議定書での削減分担
2. 数値例で考える排出権取引
3. 排出権取引実験

第5章 オークション・マーケットデザイン・実験経済学(計盛英一郎)
1. オークションとマーケットデザイン
2. 実験経済学の役割
3. 労働市場におけるマッチングメカニズムについての実験
4. 周波数オークションの形成過程における実験

第6章 公共財供給実験におけるいじわる行動(西條辰義/大和毅彦)
1. スパイト・ジレンマ
2. 公共財供給の参加問題――ただ乗り問題は本当に解決できる?
3. 自発的参加ゲームの理論
4. 自発的参加ゲームの実験
5. なぜいじわるする?

第7章 人はどれだけ先読みをするか――戦略的思考の分析(船木由喜彦)
1. どのような数を選べば良いでしょう?
2. 実験結果はどうなるでしょう
3. 小さくなるパイの3段階ゲーム
4. 戦略形ゲームにおける先読み
5. 合理性の研究のゆくえ

第8章 フィールド実験の歩き方(高野久紀)
1. フィールド実験って何? フィールド実験最新事情
2. なぜフィールド実験が必要なのか
3. 大規模自然フィールド実験――プログラム評価と経済理論の検証
4. マイクロファイナンスのメカニズムの検証

著者紹介

編著者
西條 辰義(さいじょう たつよし)
1952年生まれ。ミネソタ大学Ph.D.大阪大学教授。専門理論経済学。実験経済学コンファランス委員編


著者
松島斉、西村直子、広田真一、草川孝夫、計盛英一郎、大和毅彦、船木由喜彦、高野久紀