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モバイル社会の現状と行方 利用実態にもとづく光と影

モバイル社会の現状と行方 小林哲生/天野成昭/正高信男 著

小林哲生/天野成昭/正高信男 著

発売日:2007.06.01
定価:3,132円
サイズ:A5判
ISBNコード:978-4-7571-0216-3

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この本の内容

ケータイやメールが現れて登場した「新しい種族」は、以前の「種族」とどう異なり、どう同じか? わが国ケータイ文化を巡る、大規模で本格的な調査と分析。

目次

プロローグ(正高信男)

第1章 日本のにおけるケータイの現状と使用実態の調査(天野成昭)
1.1 はじめに
1.2 日本におけるケータイの現状
1.2.1 通信可能エリア
1.2.2 通信方式
1.2.3 基本的ハードウェア
1.2.4 ケータイの機能とサービス
1.2.4.1 通話
1.2.4.2 メール
1.2.4.3 インターネット・アクセス
1.2.4.4 カメラ
1.2.4.4 外部記憶装置
1.2.4.5 近距離通信
1.2.4.6 その他の便利な機能
1.2.4.7 電子マネー
1.2.4.8 セキュリティ機能
1.3 ケータイの使用実態に関する調査
1.3.1 目的
1.3.2 調査方法
1.3.3 調査期間
1.3.4 調査参加者
1.3.5 質問紙の構成

第2章 ケータイの使用実態(小林哲生)
2.1 ケータイの普及
2.1.1 ケータイ所有率
2.1.2 ケータイの所有年数
2.1.3 ケータイ料金
2.2 ケータイによる音声通話
2.2.1 通話頻度
2.2.2 目的別通話発信頻度
2.2.3 電話番号登録数
2.3 ケータイメール
2.3.1 メールの利用率
2.3.2 メールの送受信頻度
2.3.3 アドレス登録数
2.3.4 1メールあたりの文字数
2.3.5 絵文字
2.3.6 写真付きメール
2.4 ケータイでのウェブ利用
2.4.1 ケータイウェブの利用率
2.4.2 ケータイウェブの利用時間
2.4.3 ケータイウェブ利用の習慣化
2.5 ゲーム
2.6 ケータイ対コンピュータ
2.6.1 コンピュータ所有率
2.6.2 メール
2.6.3 ケータイでしかメールしない若者
2.6.4 ウェブ
2.7 まとめ

第3章 ケータイ使用が生みだす心理(小林哲生)
3.1 つながっていたい気持ち
3.1.1 常時接続
3.1.2 いつでもどこでも
3.1.3 メールの即時応答とその期待
3.2 メールの心理的負担
3.2.1 メールが来ないことへの不安
3.2.2 不安の顕在化
3.2.3 メールのストレス
3.3 ケータイがもたらす対人関係への影響
3.3.1 家族との結束強化
3.3.2 友人との結束強化
3.3.3 特殊な友人関係──メル友
3.4 自己の一部
3.4.1 パーソナライズ
3.4.2 外部記憶装置
3.4.3 私的情報の程度
ケータイの使用実態(天野成昭)
ケータイ使用が生みだす心理(小林哲生)
3.5 ケータイに対するポジティヴな評価
3.5.1 情報取得力
3.5.2 メールの伝達可能性
3.5.3 自己効力感
3.5.4 生活のゆとり
3.6 まとめ

第4章 ケータイ使用の国際比較(小林哲生)
4.1 ケータイ使用の普遍性
4.2 ケータイ先進国フィンランド
4.3 フィンランドの統計資料概要
4.4 本調査結果との比較
4.4.1 フィンランドのケータイ事情
4.4.2 音声通話
4.4.3 ケータイメール
4.4.4 音声通話かメールか
4.4.5 ケータイウェブの利用
4.4.6 ケータイと対人関係
4.4.7 グループメール
4.4.8 ケータイのなかの秘密
4.4.9 コンピュータとの関連
4.5 まとめ

第5章 ケータイ使用と言語能力(天野成昭)
5.1 はじめに
5.2 言語能力の測定
5.2.1 漢字単語の読み能力テスト(百羅漢)
5.2.2 語彙数推定テスト
5.3 偏相関によるデータ解析
5.3.1 解析対象
5.3.2 方法
5.4 結果と考察
5.4.1 公共空間でのマナー遵守
5.4.2 情緒的メッセージ交換
5.4.3 仲間との結びつき
5.4.4 ケータイのパーソナライズ
5.4.5 ケータイのつかいこなし
5.4.6 ケータイに対する肯定感
5.5 まとめ

第6章 現代日本におけるモバイル・コミュニケーションの動向、特徴およびその背景(正高信男)
6.1 はじめに
6.2 モバイル・コミュニケーションの伝達機能の特徴、あるいはIT世間
6.3 「愛情神話」の弊害
6.4 心身関係の文化差
6.5 性の氾濫
6.6 コスモスとIT
6.7 結び
関東と関西の地域差──これからの課題(正高信男)
7.1 関東と関西の明瞭な相違
7.2 関西人はボキャ貧か?
7.3 活字文化と地域差
7.4 乗客ウォッチングの結果
7.5 読み書く関東vs話し聞く関西?
7.6 一極集中化の影響?

エピローグ(天野成昭)
付録1 質問紙調査の用紙
付録2 各質問項目のグラフと解説

著者紹介

正高 信男(まさたか のぶお)
京都大学霊長類研究所教授

天野 成昭(あまの しげあき)
NTTコミュニケーション科学基礎研究所

小林 哲生(こばやし てっせい)
NTTコミュニケーション科学基礎研究所