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みんなの命を救う 災害と情報アクセシビリティ

みんなの命を救う 山田肇 編著

山田肇 編著

泉田裕彦/市川彰/小林隆/榊原直樹/関根千佳/藤方景子/遊間和子 著

C&C振興財団 監修

発売日:2006.10.27
定価:2,640円
サイズ:A5判
ISBNコード:4-7571-0186-4

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この本の内容

災害発生時、避難や支援の情報を、災害の状況を正確に流すにはどうすればよいのか? 災害の現場で情報の途絶に苦しむ人々を救うための、具体的手法と政策を提案する。

目次

第1部 総論:災害と情報アクセシビリティ
第2部 災害時に何が起きたか
 第1章 インド洋大津波-正しい情報を伝える難しさ
 第2章 ハリケーン・カトリーナ-高齢者・障害者の受けた被害
 第3章 新潟県中越大震災-トップは何を考えたか
 第4章 新潟県中越大震災-インターネットにおける情報発信を中心に
第3部 社会システム構築に政府・自治体はどう動いているか
 第1章 わが国の政府・自治体の現状と課題
 第2章 災害復興の「新潟モデル」を目指した取り組みの現状と今後
 第3章 ITを活用した災害時の情報アクセシビリティ
 第4章 アメリカにおける緊急時のアクセシビリティ施策

著者略歴

著者紹介

【編者】 山田 肇(やまだ はじめ)―第1部 東洋大学経済学部教授。 コンサルタント。情報アクセシビリティに関する国内・国際標準の作成責任者。情報アクセシビリティや通信と放送の融合などについて発言を続けている。 著書に『技術経営:未来をイノベートする』『情報アクセシビリティ:やさしい情報社会に向けて』(ともに編著、NTT出版)などがある。 【著者】 泉田裕彦(いずみだ ひろひこ)―第2部第3章 新潟県知事。 著書に『知識国家論序説 新たな政策過程のパラダイム』(共著、東洋経済新報社)などがある。 市川彰(いちかわ あきら)―第2部第4章、第3部第2章 新潟県総務管理部情報政策課電子県庁推進班政策企画員。 小林 隆(こばやし たかし)―第3部第1章 東海大学政治経済学部政治学科講師。 著書に『自治体改革 第10巻 情報改革』(共著、ぎょうせい)などがある。 榊原直樹(さかきばら なおき)―第2部第2章 ユーディット主任研究員。デジタルハリウッド大学客員教授。 著書に『アクセシブルテクノロジ――ITと障害者が変えるビジネスシーン』(監訳、日経BPソフトプレス)、『ここから始めるWeb アクセシビリティ』(共著、ぎょうせい)などがある。 関根千佳(せきね ちか)―第3部第4章 ユーディット代表取締役。美作大学客員教授、金沢大学・東京女子大学・東海大学非常勤講師。 著書に『「誰でも社会」へ』(岩波書店)、『スローなユビキタスライフ』(地湧社)など。 藤方景子(ふじかた けいこ)―コラム ユーディット社員。 著書に『ぱっとわかるパソコン――あらゆる(?)を完全サポート』(共著、池田書店)がある。 遊間和子(ゆうま かずこ)―第3部第3章 国際社会経済研究所専任研究員。日本規格協会「情報アクセシビリティ国際標準化に関する調査研究開発委員会」委員。 著書に『情報アクセシビリティとユニバーサルデザイン』(共著、アスキー)、『市民にやさしい自治体ウェブサイト』(共著、NTT 出版)がある。