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共和国アメリカの誕生 ワシントンと建国の理念

共和国アメリカの誕生 本間長世 著

本間長世 著

発売日:2006.02.23
定価:2,640円
サイズ:四六判
ISBNコード:4-7571-4131-9

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この本の内容

アメリカ思想史の泰斗による本格的通史第二弾の主役は建国のリーダー、ワシントン。勝ち得た「自由」は公共精神に基づき社会の幸福を追求するためにあると考えられていた。超大国アメリカの歴史的起点を振り返る。

目次

まえがき

第一章 「自由と平等」、その原点――独立宣言と建国の理念
第二章 新天地開拓の苦闘――アメリカ植民地とイギリス本国
第三章 「真のアメリカ」探しとワシントンの登場
第四章 ワシントン将軍のリーダーシップ――独立を勝ち取る
第五章 老獪なヨーロッパ大国との駆け引き――革命外交とフランクリンの活躍
第六章 アメリカの一体性をいかにつくるか――フィラデルフィア会議
第七章 理性への信頼と「幸福の追求」――アメリカ共和国の出発
第八章 権力と自由の緊張関係――ワシントン政府の試練
第九章 ワシントンの遺産と今日的課題

著者紹介

本間 長世(ほんま ながよ)
1929年生まれ。
1954年東京大学教養学部教養学科卒業後、米国アマースト大学およびコロンビア大学に学ぶ(アメリカ思想史)。東京大学教養学部教授、同学部長、東京女子大学教授を経て、1995年から2003年まで成城学園学園長(2001年より同理事長を兼務)を務める。
主な著書に、『理念の共和国』『思想としてのアメリカ』『アメリカ史像の探求』『正義のリーダーシップ』『ユダヤ系アメリカ人:偉大な成功物語のジレンマ』などがある。