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政局から政策へ 日本政治の成熟と転換

政局から政策へ 飯尾潤　著

飯尾潤　著

発売日：2008.03.12
定価：2,530円
サイズ：四六判
ISBNコード：978-4-7571-4094-3

品切れ

この本の内容

1980年代半ばに完成した自民党・官僚融合体制は、十数年にわたる崩壊過程にあるが、その過程を描写し、政党間競争によって安心再生か信頼創造かという選択肢が出現しつつあることを政策の観点から論じる。

目次

はじめに

第一章　戦後政治の成熟――到達点としての中曽根・竹下内閣
第二章　自民党体制の構造と背景
第三章　政策環境の変化と新しい課題の出現
第四章　政治改革の定着――選挙制度改革と政党政治の再編
第五章　行政改革と政治主導
第六章　改革の折り返し点としての小泉内閣――小泉構造改革の意味
第七章　政党間競争と政策体系

おわりに

著者紹介

飯尾　潤(いいお　じゅん)
1962年神戸市生まれ。
東京大学法学部卒業。東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了。博士(法学)。埼玉大学大学院政策科学研究科助教授、政策研究大学院大学助教授などを経て、現在、政策研究大学院大学教授。専攻は、政治学・現代日本政治論。
著書に、『民営化の政治過程』(東京大学出版会、1993年)、『日本の統治機構』(中公新書、2007年、サントリー学芸賞受賞)がある。