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働く過剰 大人のための若者読本

働く過剰 玄田有史 著

玄田有史 著

発売日:2005.10.25
定価:2,530円
サイズ:四六判
ISBNコード:4-7571-4103-3

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この本の内容

日本の「ニート」研究の先達による現代若者論の集大成。「働く前から働くことに疲弊する若者」と「働いてみたが思うように働けない自分に絶望する若者」の姿を、豊富な取材と統計をもとに描き出した秀作。

目次

まえがき
1 働く若者に起こっていること
 第一章 即戦力という幻想
 第二章 データでみる働く若者の実情
 第三章 長時間労働と本当の弊害
 第四章 仕事に希望は必要か

2 働けない若者の内実
 第五章 ニート、フリーターは何が問題か
 第六章 学卒・独身・無職
 第七章 増える非求職型の背景
 第八章 非希望型と社会階層

3 大人はどう向き合うか
 第九章 自立と支援の構想
 第十章 親と子どものあいだには
 終章 若者に未来はあるか
あとがきにかえて

著者紹介

玄田 有史(げんだ ゆうじ)
1964年生まれ。
東京大学経済学部卒業。専攻は労働経済学。東京大学社会科学研究所助教授。
著書に『仕事のなかの曖昧な不安』(中央公論新社、第24回サントリー学芸賞、第45回日経・経済図書文化賞受賞)、『ジョブ・クリエイション』(日本経済新聞社、第45回エコノミスト賞受賞)、『ニート』(幻冬舎)、『14歳からの仕事道』(理論社)ほか。