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越境のアヴァンギャルド 

越境のアヴァンギャルド 波潟剛 著

波潟剛 著

発売日:2005.06.28
定価:3,456円
サイズ:四六判
ISBNコード:4-7571-4115-7

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この本の内容

「旧いものを打破する」。思想・文化の分野でも使われるようになった「アヴァンギャルド」。1930~70年代の昭和を通じて、〈日本〉文化とは何かを問い日本や満州でその形成を担った作家や芸術家の格闘を描く。

目次

凡例

序章 挑発する理念

第1部 "avantgarde"の日本上陸
 第1章 "vanguard"と"avantgarde"との遭遇
 第2章 芸術家たちの包囲網

第2部 戦争と「前衛」の地政学
 第3章 「東洋」の連帯――飯島正とハンガリー
 第4章 戦争と革命のモダン都市──群司次郎正とハルピン
 第5章 旅行者、観察者、翻訳者――伊藤整の『メキシコの朝』

第3部 復興と美学の再発見
 第6章 復員者の情熱――岡本太郎 画文集『アヴァンギャルド』
 第7章 美学の政治化――花田清輝と「アヴァンギャルド芸術」
 第8章 故郷を創造する引揚者――安部公房とシュルレアリスム
 第9章 高度成長期の「アヴァンギャルド」――小説『砂の女』と安部公房

終章 運動の行方

著者紹介

波潟 剛(なみがた つよし) 1969年茨城県生まれ。1992年、筑波大学第二学群比較文化学類卒業。その後、韓国高麗大学校留学などを経て、2002年、筑波大学大学院博士課程文芸・言語研究科修了。同年、筑波大学より博士(文学)号取得。山口県立大学(アジア文学)、九州産業大学(文章表現法)、北九州工業高等専門学校(近代文学)の非常勤講師